北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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今年度の精神保健福祉ボランティア養成研修を受けた中からもお二人、また一般からの参加も一名あり、3名の「見習い」サポーターにも引き続き参加いただきました。
今年一年の事業概要と、一緒に提供してもらっている、転居前後の支援やスキルアッププラン、リサイクル生活用品の調整状況等の報告に続いて、みんなでの意見交換。
その中に、「その町に溶け込んでいくための支援」の必要性についての提案もいただきました。
「なれない町で、一緒に銀行に行ったり、買い物に行ったり、区役所での異動の手続きの同行や支援を行ったり、一緒に町を歩いてみたり・・そんな個々の支援がいるんじゃないかな、そんなことができないかな・・。顔なじみの延長でできることってたくさんあるんじゃないかな。」、「生活の中で戸惑ったことの手助けがいるんじゃないかしら。」、「特に施設や病院から出た人は生活の中の細々したところに戸惑いや不安っていっぱいあるんじゃないかな・・」、・・「このスキルアップランも一箇所じゃなくてそれぞれの住んでる近くの市民センターとかでできるといいですね。」、「地域の市民センターとかにフリースペース的な場があるといいですね。」「そこで、お菓子づくりだったり、ある意味クラブ活動的な活動もともにできるといいですね。」・・素敵な意見をたくさんいただきました。
ちょうど、センターの転居後支援の対象者に、「相談ごと」は実はちょっとで、気軽なおしゃべり相手的な役割を求められている方が何名かいて、そこを「地域資源」につなげられないかな、と夢想しているところでしたので、ある意味、お互いの思いが一致したような時間でもありました。
個別の関わりは、それなりに問題もはらみます。でも、それこそ、地域のおじちゃん、そしておばちゃんたる所以だと思うのです。そんな思いを身近に感じて、1000倍の元気をもらった気分です。
来年につながる、ちょっと明るい年の暮れです。
紫川沿いの今年のクリスマスイルミネーション。
紫色がちょっと印象的です・・
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今日は今年最後の生活力スキルアッププランの日。
鶏肉のハーブ焼き、ホットサンドに新鮮野菜、野菜スープ、炊飯器で焼くスポンジケーキ・・とちょっと早めのクリスマスバージョンメニュー。
新しいサポーターさんたちも加わり、いつもとはちょっと違う雰囲気の満腹メニューではありました。
そこで、ささやかな長野のお土産に「絹の味」をみんなで試食。
・・お土産にいただいたもので、注釈として・・
「これは、蚕のさなぎです。蚕のさなぎは、白いまゆの中にいるやつで、絹の原料である生糸をはがされた後です。一般的には錦鯉のえさとして利用されてますが、長野では貴重なタンパク源として、その昔、活用されていたようです。長野は明治の頃、製糸業が盛ん(「ああ野麦峠」です)で、どこの農家でも副業として蚕を飼っておったようです。長野では、蚕に「お」をつけて、「お蚕さん」とお呼びしてます。・・」と追記のメールもいただいておりました。
決して、たくさんぼりぼり食べたいものではありませんが、ちょっとおつな味でした。
「あら、意外に美味しい(~o~)。」、「ちょっと独特な味ですね。」、「あったかいご飯にまぜたらどうかしら?」、「あとにちょっと味が残りますね。」・・感想は様々でしたが、残りは二軒のおうちにお持ち帰りいただきました。
年の瀬のささやかなクリスマスプレゼント?でした。
次回は、年明け、1月17日(土) 餅いりの団子汁(微妙ですが、団子の変わりにお餅の入ったものです)と豚肉の生姜焼きです。10:00にウェルとばた 調理室(7F)集合です。


鶏肉のハーブ焼き、ホットサンドに新鮮野菜、野菜スープ、炊飯器で焼くスポンジケーキ・・とちょっと早めのクリスマスバージョンメニュー。
新しいサポーターさんたちも加わり、いつもとはちょっと違う雰囲気の満腹メニューではありました。
そこで、ささやかな長野のお土産に「絹の味」をみんなで試食。
・・お土産にいただいたもので、注釈として・・
「これは、蚕のさなぎです。蚕のさなぎは、白いまゆの中にいるやつで、絹の原料である生糸をはがされた後です。一般的には錦鯉のえさとして利用されてますが、長野では貴重なタンパク源として、その昔、活用されていたようです。長野は明治の頃、製糸業が盛ん(「ああ野麦峠」です)で、どこの農家でも副業として蚕を飼っておったようです。長野では、蚕に「お」をつけて、「お蚕さん」とお呼びしてます。・・」と追記のメールもいただいておりました。
決して、たくさんぼりぼり食べたいものではありませんが、ちょっとおつな味でした。
「あら、意外に美味しい(~o~)。」、「ちょっと独特な味ですね。」、「あったかいご飯にまぜたらどうかしら?」、「あとにちょっと味が残りますね。」・・感想は様々でしたが、残りは二軒のおうちにお持ち帰りいただきました。
年の瀬のささやかなクリスマスプレゼント?でした。
次回は、年明け、1月17日(土) 餅いりの団子汁(微妙ですが、団子の変わりにお餅の入ったものです)と豚肉の生姜焼きです。10:00にウェルとばた 調理室(7F)集合です。
今日はSさんの個別ケア会議の日。
一週間ぶりに会う、Sさんはちょっと緊張気味にも見えました。なにせ、今日は先週の体験の振り返りの日。みんなに評価されるんですから・・。
「最初はガチガチでしたけどあっという間でした。施設よりもこっちがいい。早くこっちに来たいですね。」との言葉を残して戻られた彼。施設に戻ってからも、その前向きさは持続していたようにも見受けられました。
そして・・、グループホームでの生活、通所施設でのこと。食事、整容、移動、掃除や選択などの家事、作業、喫煙、対人関係・・さまざまな場面での評価は決してプラスばかりとはいえないものでしたが、みんな、「変わろうとする彼」、「人の意見を受け入れようとする彼」、「真面目に取り組む彼」を認め、厳しい言葉もありましたが、彼にも「次」を感じてもらえる一時間あまりだったと思っています。
今回は、とにかく楽しいゆるやかなお試しプラン。
「今回はまだお客さんですよね。次のときはお客さんを卒業して仲間になれるといいですね。」、との言葉に背筋の伸びた彼でした。
次は年明けに、週末の余暇も含めて二週間の体験を予定したところです。
最終日には、期せずして、グループホームメンバーも一緒にリンガーハットの長崎ちゃんぽんをほおばったとか・・。
これから先、何回も一緒に食べにいけるといいですね(^0_0^)。
その日の実現を祈りつつ・・

ベランダの水仙もやっと芽をだしたばかり・・
一週間ぶりに会う、Sさんはちょっと緊張気味にも見えました。なにせ、今日は先週の体験の振り返りの日。みんなに評価されるんですから・・。
「最初はガチガチでしたけどあっという間でした。施設よりもこっちがいい。早くこっちに来たいですね。」との言葉を残して戻られた彼。施設に戻ってからも、その前向きさは持続していたようにも見受けられました。
そして・・、グループホームでの生活、通所施設でのこと。食事、整容、移動、掃除や選択などの家事、作業、喫煙、対人関係・・さまざまな場面での評価は決してプラスばかりとはいえないものでしたが、みんな、「変わろうとする彼」、「人の意見を受け入れようとする彼」、「真面目に取り組む彼」を認め、厳しい言葉もありましたが、彼にも「次」を感じてもらえる一時間あまりだったと思っています。
今回は、とにかく楽しいゆるやかなお試しプラン。
「今回はまだお客さんですよね。次のときはお客さんを卒業して仲間になれるといいですね。」、との言葉に背筋の伸びた彼でした。
次は年明けに、週末の余暇も含めて二週間の体験を予定したところです。
最終日には、期せずして、グループホームメンバーも一緒にリンガーハットの長崎ちゃんぽんをほおばったとか・・。
これから先、何回も一緒に食べにいけるといいですね(^0_0^)。
その日の実現を祈りつつ・・
ベランダの水仙もやっと芽をだしたばかり・・
「グループホームに入りたい、でもどんなところか分からない・・」、そんなSさんが先週一週間、住まいの場としてグループホーム、そして日中活動の場として工芸舎(知的障害者通所授産施設)を利用して、体験されました。
日曜日の午後から、土曜日の午後までの丸一週間。
事前に、荷物は運び込んでいたにも関わらず、当日も3つの大きな荷物を持参。「ふらつきがある」とも言われるSさんですが、そんな風評はどこへやら、しっかりした足取りで到着。説明中はチョー緊張状態のようでしたが、段々ほぐれ、メンバーさんとも慣れ、「また、おいでね」、「次はいつくるの?」・・と別れは寂しそうでした。
59歳という年齢、体力、キーパーソンが不在であること(これまでの生活の中でおばさんとの関係もきられているのです)、金銭管理、・・いろんな課題は見え隠れします。
あさっては、振り返りと次に向けての個別ケア会議の日・・
「施設をでたい」、「もう一度地域で生活したい」・・そんな彼の思いに答えられるように、みんなで知恵と力を集めたいと思っています。
今は障害者週間。長野ではテレビコマーシャルの中にも障害者の日の告知がされているのがちょっと新鮮でしたが・・。北九州でも、11/29(土)に街頭啓発活動が行われ、センターからも参加して一緒にチラシ配布を行ったところです。小倉駅周辺とはいえ、とても寒い日で、人出も少なく、各人の割り当てはたかが50枚、されど50枚・・、なかなか裁けぬ紙の束は悲しいものでした。なかなかポケットの中の手を出してはいただけませんでした。
帰りには、西日本総合展示場で行われている福祉機器展に参加し、同時に開催されていた北九州市障害者芸術祭に出展されている元樹さんの作品を見てきました。世界平和、共存、共生・・永久のテーマです。


部屋に咲く、早咲きの水仙は澄み切った冬の空気のイメージです。
寒い冬は戦争も起こりそうにはないのですが・・・
帰りには、西日本総合展示場で行われている福祉機器展に参加し、同時に開催されていた北九州市障害者芸術祭に出展されている元樹さんの作品を見てきました。世界平和、共存、共生・・永久のテーマです。
部屋に咲く、早咲きの水仙は澄み切った冬の空気のイメージです。
寒い冬は戦争も起こりそうにはないのですが・・・