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今日で、丸二年が過ぎようとしています。
今月は引越し続きの一ヵ月でした。
今日も、一人、精神科病院へ入院されていた方が、退院と同時に親元から離れての一人暮らしをはじめられました。昨日も、福祉ホームから市営住宅へ地域移行、前日の日曜日には親元から離れて市営住宅での一人暮らしへ。23日には通勤寮から民間のアパートへの地域移行、その前は市営住宅への住み替え・・と5名の様々な新しい旅立ちに付き合いました。
5名のうち、4名が市が提携している家賃保証事業者を利用し公的家賃債務保証制度のニーズは高いものがありますが、現状では一社しか動けていない現実があり頭を痛めているところです。そして、転居に伴う、費用負担の問題は大きく、2名の方へはリサイクル生活用品を提供しました。今回は、ちょうど引き払う家があり、たくさんのいただきものをした経緯があります。
病院から退院される方については、退院前訪問看護指導料の点数化は功罪だなぁ・・と思います。
今日も新規のご相談が、脳梗塞の後遺症による半身麻痺のある男性からありました。とにかく小高い丘の中腹に家はあり、道路に出るまでの長い急な階段が一苦労、買い物に行くのも半日仕事という現実。利便性の高いところへの転居を検討中ですが、保証人がいないために転居できなかったのですが、「どうやってこの荷物を持っていったらいいかわからない。」との不安も口にされます。引越しに備え、買い控えてこられたようですが、それでも洗濯機、冷蔵庫、エアコン、洋服・・合わせればそれなりになるでしょう。
引越しはとにかく大変です。昨日の転居も、エレベーターのない5階立ての5階への移動で、とにかく人海戦術しかなく、雨の中を総勢10名、軽いものはバケツリレー方式で・・多くの方の知恵と力を貸していただきました。
手伝いも一日仕事でした。今朝、「居住サポートは肉体労働だね。」と言われたばかりですが・・。まだまだ、サービスでは賄えない現実が山ほどあります。金だけでは動かない現実もあります。やっぱり「人の力」が必要なのだ、と痛感させられます。
平行して、病院や関係機関からリサイクル生活用品の連絡をいただいたり、全日本不動産協会の青年会からはセンターとの連携について事業協力の申出書もいただいたり・・、とこれもまた「人の力」でしょう。
事態も少しづつですが動きつつあります。
また、明日からの三年目を新たに歩いていこうと思います。これからもよろしくお願いいたしますm(__)m。