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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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学習会の3日目を12月1日に行いました。
初日に、皆さんから出していただいた不安なことや、聞きたいこと、教えてほしいこと・・などを二回にわけ、ピアサポーターのお二人の生活風景もおりまぜながら、社会資源の情報なども提供しつつ、3回を一クールとした学習会を終えたところです。
前回にくらべ、質問こそ少なかったのですが、参加の出足もよく、全体としてとても積極性が感じられるような一時間あまりでした。そして、アンケートもとらせていただき、「次」を検討させていただいているところです。

でも、全体を振り返って、やっぱり一番の収穫はピアサポーター力の大きさでしょう。
今回は、ひとり暮らし経験10年、30年という大ベテランのおふたり。
でも、そこそこに自分の生活の楽しみやありようがおしつけではなく感じられ、終始やさしい時間の連続でした。
なれない場面にちょっと緊張しとるよ・・、こんなんでいいかね・・、楽しいよ・・、どうしよるかなぁ?・・と頭をかきながら、疑問の一つ一つに、まじめに、言葉を選びながら、言葉を探しながら・・答えていただきました。
双方に、お二人の話が聞けてよかった、話す機会があってよかった、また参加したい・・と労いあう光景は素敵でした。
久保田さんはいいます。「人間は死ぬまでに200人の人と出会い、別れるといいます。今日のこの出会いを大切にしたい・・」と。
今回のお互いの出会いはほんの小さなきっかけのひとつ。
でも、その小さなきっかけが連鎖し、輪になり、面になり・・拡がっていくことを願っています・・
私たちのきっかけづくりは続きます・・

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終わったあとの反省会風景

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先日、長崎に旅行して以来、珍しい花があるなぁ・・と気になって仕方がなかった花があった。ところが・・である、なんと実家の庭にかの花が咲いているではないか。聞くと、姉が植えたものだが、田舎はここ数年この花のブームだとか。・・と気にしてみると、この花の咲いている家のなんと多いことか。その多さに二度びっくり。去年も、おととしも見ているようで見ていなかったんだなぁ・・としみじみ。

灯台下暗し・・
最近、それなりに転居後支援で関わっていた人が、続けて、ある人は突然引き払って再入院し、ある人は自分で調整してさっさと転居し、またある人は実家に帰る、と言い出したり・・。日々の移ろいを見ているようでみていなかったか、聞いているようで聞いていなかったのか・・、勝手な思い込みでの関係づくりでしかなかったのか・・、とちょっと凹み気味の11月でもあったのです。
でも、片方で、そろそろ退院したいのでまた家のことを相談していいですか?、との電話をもらったり、転居先を訪ねてみると以前より手厚くもてなしてもらったり、短期間でどうせまた一人暮らし始めますよ・・と達観的な(楽観的ともいえるかも・・)な言葉が返ってきたりすると、いろんなことがあって、ある意味ではそれが当たり前なのかもしれない、これも自身での選択、と考えてもいいのかもしれない・・と思いながら、この週末はあでやかな皇帝ダリアを見つめていました。

皆さんの身近にも、意外と見ていない、皇帝ダリアの花が咲いているかも・・ですよ。
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先日、療養病棟で学習会の第一回目を開催いたしました。
入院患者さんの8割くらいの方に参加いただき、グループワークもいれての一時間あまりでした。
当初、「今日はどのくらいの時間がかかるの?」、「一時間?えっ、一時間半もあるの?」、「できれば30分にしてほしいなぁ・・」なんていうのが開会の挨拶でしたが、いざ始めてみると活発に意見もいただき、皆さんにとっても予想以上に短く感じた時間でもあったようでした。
「地域にはいろいろな社会資源があることがわかってよかった」、「安心した」と言いつつ、「でも、やっぱり私はここがいい」、「今のままでいい」と感想を言われる方もいて、長く「生活」の場を担ってきてしまった医療の役割は複雑です。
次回からは、地域で生活している当事者の方にも、「自分も最初は病院のほうが安心だと思っていたけど、でも実際退院してみてこんなことがよかったよ」、「でもこんな苦労もあるよ」、「こんなことやってるよ」・・を語っていただく中で「リアルな町での暮らしぶり」が垣間みえるといいなぁ・・と思っています。

きっかけづくりは始まったばかりです。

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今回のメニューは、フライパンでつくる中華丼とにら玉スープ、デザートに牛乳かん。庭で採れた「むかご」の塩茹でと静岡土産の抹茶饅頭のおまけつき。
とにかく、超大盛りの中華丼に四苦八苦しながらも大半の人たちが完食。「もうおなかいっぱい、何も入らない」なんて言っているわりには、冷たい牛乳かんはぺロッとたいらげられるのが不思議です。
どんぶりものは、希望がありながらなかなか実行できなかったのですが、白菜、しいたけ、にんじん・・と野菜のぐだくさんでヘルシーなどんぶりに、最初は「中華丼って外で食べるもの、自分にはハードルが高くて作れない」みたいなイメージだったメンバーも、味付けの途中からは「これなら自分のレシピに加えられそうです。」と前向きモードに変換していかれました。
キャベツは買っても、鍋を一人ですることはほとんどないし、白菜はちょっと距離のある具材だったようですが、一玉じゃなくて、1/4のカットもあるよ、と聞き作る意欲も倍加したようでした。

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「次は、これいれるんだっけ?」、「もう、いいかな?」・・
「味つけは私のほうが上手だとおもうなぁ・・」なんて会話が聞こえてきそうです。

 




 


10月の末に静岡県へ行ってきました。
全国精神医療審査会全国協議会へ研修で行かせていただいたものです。
精神医療審査会にかかわって数年。今の自分の立ち居地を再確認するために参加したものです。
あわせて、今年開業した福岡空港━静岡空港ラインに搭乗すること、今春まで地域生活支援サポーターとして活動してもらっていたメンバーの一人が大学院に進学していて久しぶりに彼に会うこと、富士山をまじかに見上げること、有名なB級グルメを堪能すること・・など周辺の目的もたくさんありましたが・・。
初日はあいにくの雨模様、翌日も曇り空、富士山は雲のなかでした。朝は雲の切れ間に見えていたとも聞きましたが・・、次回の楽しみにとっておこうと思います・・
でも、改めて、静岡はお茶の国だなぁ・・と実感しました・・
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静岡空港でみかけた、障害者の表示。車椅子マークはある意味、象徴的なものですが数ヶ国語の表示を比較してみて複雑な思いでみつめてしまいました・・
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