北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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先日、療養病棟で学習会の第一回目を開催いたしました。
入院患者さんの8割くらいの方に参加いただき、グループワークもいれての一時間あまりでした。
当初、「今日はどのくらいの時間がかかるの?」、「一時間?えっ、一時間半もあるの?」、「できれば30分にしてほしいなぁ・・」なんていうのが開会の挨拶でしたが、いざ始めてみると活発に意見もいただき、皆さんにとっても予想以上に短く感じた時間でもあったようでした。
「地域にはいろいろな社会資源があることがわかってよかった」、「安心した」と言いつつ、「でも、やっぱり私はここがいい」、「今のままでいい」と感想を言われる方もいて、長く「生活」の場を担ってきてしまった医療の役割は複雑です。
次回からは、地域で生活している当事者の方にも、「自分も最初は病院のほうが安心だと思っていたけど、でも実際退院してみてこんなことがよかったよ」、「でもこんな苦労もあるよ」、「こんなことやってるよ」・・を語っていただく中で「リアルな町での暮らしぶり」が垣間みえるといいなぁ・・と思っています。
きっかけづくりは始まったばかりです。
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