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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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Mさんは、引っ越して一年と一日目。
去年の今日、転居した日の夕方、一緒に電話回線やガスの開栓の調整、室内のかたずけ・・などお手伝いした時間がとても懐かしく思い出されます。久々の一人暮らしへのチャレンジは不安がいっぱい。特に初日は今まで多くの人のいる生活から「一人」という空間に変わることもあって寂しさや心細さも加わっていたことと思います。そして、初めての土地でもあり周辺の住環境になじむのも大変で、まずは地図を買うこと、そして地図を片手に足で歩いて確かめて・・という毎日でした。ちょっと膝を痛めたこともありましたが・・
でも、あれから一年。ようやくどこに何があるかわかるようになりましたよ、と微笑むMさん。
ウォーキングも趣味で、9月末にはちょっと田舎に「空気を味わいに行ってこられた」とか・・
新しい生活を楽しんでおられるようです。
一年て、長いようにもあるけど、たってみたらあっという間だったかな・・と振り返るMさん。

昨日は、青森から送られてきたというリンゴとバラの花と・・いただきました。
「青森からリンゴをたくさんいただきました。一人では食べきれません。少しお手伝いしていただけますか?・・」
甘酸っぱくて、でもしゃきっとした歯触りがとても美味しかったです。

Mさんの一年分のいろんな思いがそのリンゴの味に凝縮されている気がしました。
TS380540024.JPG




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一年
地域移行しての一年などは当事者の歴史では、短いと思われますか・・・?ある意味で画期的な出来事でもあり、周囲に慣れる時間として長い格闘の日です。僕も両親に死なれ、町内の人々との親とは違う、世帯主として一人前に関わっていかなければならない時期でした。いろんな苦しみもあるでしょう?でも当事者は戦っています。どうか皆さんを事業が見守ってあげてくださいね・・・!
藤井伸洋 2009/10/28(Wed)01:18:19 edit
経済観念
当事者の地域移行についてもう一つ大切なことがあります。それは経済観念です。ほとんどの当事者は福祉や年金での生活を余技なくされると思います。限られたお金で生活をどのように切り盛りするか?です。福祉の場合ならアパート代込みで月12万くらいのお金で生活するしかないでしょう。僕は親の残した家に住んでいますが、税金は月7000円取られるくらいで何とか暮らしています。クルマを持っているので、ガソリン代なども馬鹿にはなりません。それでも月10万を越える家計では生活も出来ません。一番使わなかった月でも僕は6万で暮らしたことがあります。2万は余分に取っておかないとクルマの維持費や車検に費用がかかります。特に家計簿をつけなくても最近は絶対に10万を越えません。一般世帯でも月にかかるお金は24万~25万などと言われます。僕は極力、お金には気をつけて使わないようにしています。この感覚を身につけて、経済的な出費が余分にないようにしたいですね!着ている服などもリサイクル品や他人から貰ったものや、親父が生前に着ていた服を着ています。必要な出費がある月もありますが、普段から貯蓄は忘れないで慎重に生活しましょう。援助が得られることがあれば、その援助に対している費用はケチってはいけません。人を利用してはいけませんが、仲間で助け合えることはする。独りで行動するより仲間と助け合えれば、ずいぶん経済的には楽な現象を生じますよ!
藤井伸洋 2009/11/05(Thu)04:09:29 edit
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