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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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今、精神障害者地域移行ワーキングのグループでは、病棟内で、入院しておられる方々への学習会の開催を企画調整しており、昨日、その事業の紹介と顔合わせで病棟の茶話会にお邪魔してきました。茶話会のメニューはふかしイモとコカコーラつき。院内農園で収穫したさつまいもはとてもほっこりしていて美味しかったです。皆さん、思わずニンマリ。
私たちもお相伴させていただき、美味しくいただきました。
食べるのも早々に早速何人かのお問い合わせもいただきました。
退院しての一人暮らしを考えているけどどんな風に進めて行こうかな、と思案中のAさん。
市外に実家はあって自分の部屋もそこにはあるけどすぐには帰れそうにないBさん・・、本当は実家の近くが良いけどなかなか難しいので住むのは北九州市内でもいいけど・・と迷い気味のCさん。収入は障害年金のみで預金もちょっとしかないけどどうしたらいいかな、と悩むDさん。・・
学習会の機会も使いながら、一緒に課題整理ができていくといいなぁ・・と考えています。

今回、事業で一緒に協力してくださる当事者のお一人は、4か月前にこの病院を退院したばかり。ちょうど、その方の主治医が病棟にこられ、「なぜ、彼がここにいるんだろう?」ととても不思議そうにみておられたのがちょっと楽しかったです。ことの顛末を説明し、「先輩」として関わる彼に、主治医も満面の笑みでこたえていただきました。多分、病棟で見ていた彼と、今回ちょっと「先輩」として外から来られた彼はずい分違ってみえたのではないでしょうか。

病棟内での3回の学習会、加えて不動産屋さんや通所事業所へ一緒に行く2回の院外活動プラン、計5回のコースで企画中です。今回の取り組みが「次」へのきっかけのひとつになればいいなぁと思っています。

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地域移行
簡単には行かない問題がたくさんです。まず当事者の経済力の問題。症状や親族たちとの問題。一つ一つクリアーしていかなければ、地域で暮らすことは難しい・・・!自分には親の残した家があるから何とか独りで暮らしています。でも経済的には生活保護レベルです。ただ地域移行しても当事者の皆さんが孤独にならないように願います。社会資源を上手に利用して、必要な援助を受けられる拠点に事業がなってくれれば嬉しいです。
藤井伸洋 2009/10/25(Sun)01:48:15 edit
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