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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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勉強会③の終了後、福岡空港からソウルへひとっ飛び。法人が交流協定している韓国三育大学の、社会福祉学部開設15周年を記念してのシンポジウムの一こまとして、分科会への参加を招聘されたものです。韓国の冬はとにかく寒い、零下にもなる・・と脅され、分厚く着こんでの旅支度でしたが、予想外に暖かい二泊三日でした。
二日目に一こまの講演、三日目の午前中は民間の精神科病院(精神科単科で開設し、以降内科を併設)と地域精神保健センターの見学、そして大学にもどり、一年生クラスでの講義後、夕方の便で帰国。
シンポジウムの基調講演は、大阪市立大学大学院の白澤教授であり、その後の分科会にも参加され、ちょっと緊張の一時間あまりでしたが・・。

最後の一年生の講義の中で、二つ質問をしました。
一つは、「精神障害者についての印象を教えてください。」
「怖い」、「暗い」、「ぶつぶつ何か言っている」・・、「知らない」ことから生じる感覚は万人共通だと痛感。
もう一つは、「自分が、10年、20年と長期に精神科病院に入院せざるをえなくなり、家族とも社会とも関わりがなくなったと仮定したら、どんな状態になっている(なる)だろうと想像しますか?」
「動物みたいになってしまう。たぶん考えることをやめてしまう。、「もうどうなってもいいと思うだろうし、何をしても変わらないんだと思ったら何もしないと思う。」、「置きものみたいになってしまう。」・・様々な答えが返ってきました。
日本の学生や一般の方々にもよく同様の質問をしますが、まずは知り合うことが原点であり、実際の体験はできなくても「想像できる」人間の力は大きく、そこからいろんなことが生まれることを理解してほしいし、今あるマイナスのイメージがこれからの「学び」の中で、少しでもプラスマイナスゼロからプラスの方向へ転じてほしい、と願って大学をあとにしました。
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