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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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b550dc0fjpegfa993760jpeg昨日、視覚障害をもつ76歳の男性が民間のアパートから市営住宅へ転居されました。
ほとんど全盲に近い方で、いろいろな生活課題も見え隠れはする方ですが、これまでは近隣のインフォーマルな支援に支えられて生活してこられた独立心の高い男性です。でも、転居に伴い、できること、できないことの様相がかなり変わることもあり、介護保険サービスや障害福祉サービス、地域の民生委員さん、地域包括支援センター、歩行訓練士、なども加わり、彼を取り巻く関係者も大きく変わっていきそうです。
昨日も朝早くから、2DKの部屋に、率先して来ていただいたお二人の民生委員さん、4名の地域生活支援サポーターさんにもお手伝いいただき、畳ふきに始まり、レイアウトから用品の入れ替え、布団干し、冷蔵庫やレンジの中の掃除など「見えない」ことでできていなかったこまごまとしたところの手入れや整理も手伝っていただきました。笑い声さえ聞こえる空間は暖かさに満ち溢れていました。
でも、とあるサポーターさんから、「以前、自分の暮らす町に障害のある青年が家をたてて暮らしていた。でもいつのまにか見なくなって・・・地域で何か差別を受けたり嫌なことがあったんじゃないかなぁ・・とずっと気にかかっていることがある。その時に民生委員さんでも関わってくれていたらなぁ・・と今日の民生委員さんの動きを見ながらいろいろ考えさせられたよ。でも、これは彼が老人だからなのかなぁ・・、調整の中に行政(区役所)が入ってるからかなぁ・・」、と一言。私たち自身の民生委員さんとのつきあいもそんなに多くはありませんし・・実態としての即答はできかねます。でも、先日のアヴァンセのシンポジウムにも昨年から関わってくださっている民生委員さんがおられたり、自宅にも新年のお餅を不在にしていたら次の日に改めてもってきてくれた民生委員さんに感激した・・という当事者の報告もあったように、地域は少しづつ変わりつつあるのだろうなぁ・・と言うのが実感です。「発信」することでつながる関係もあるでしょう。民生委員さんをはじめ、班長さん、「私も一人暮らしよ。よろしくお願いしますね。」と声をかけてくださった階上のご婦人・・新しい生活は「新しい人間関係」の始まり。今回は、民生委員さんが地域の接着剤になってくださるといいなぁ・・と大きな期待を抱いているところです。
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