北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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「私が現場にいると人件費がかさむので、自分の食い扶持は大學でいただくことにしたの。」と楚々と笑いながら大學に中心を移された彼女。でも、よってたつところはいつも現場にあって、大學の先生然ともせず、いつも自然体が素敵な女性です。
そんな彼女が、「私たちが若い頃は制度がなくて、現場でああだこうだといいながら、苦労してでも作り上げていく喜びがそこにはあって、いい時代だったのかもしれないわね。」とボソッと一言。今は、それなりに制度もあるにはあって、でもそのことで逆に不自由になったり、それにあわせるために苦労をしているような所もあって・・。今日は、電動車いすを取得された方のその後の調整のために、専門職の方と同行させてもらったのですが、「与えられた」車椅子に自分を合わせようと苦労している彼の姿が垣間見えて、・・制度との関係も同じなのかもしれない・・と切なく感じた夕暮れでした。
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