北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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今年は、いつになく彼岸花をよく見る気がします。私がこれまで気づかなかったのかもしれませんが、勝山公園の市役所側から左折する脇にも咲いています。赤色だけではないので、今年植えられたものなのかもしれませんが・・。そして、週末、田舎に帰って久々にいろんな秋をみつけたところです。彼岸花、秋明菊、実る稲穂、ススキ、そばの花、栗、あけび、柿、カボス・・・そして、暖かい缶コーヒーの加わった自動販売機・・etc。
先日、来所されたAさんのf開口一番の言葉は、「今を生きている、生きていく、ということ自体を受け入れられない。受け入れることができずにずっとを過ごしてきた。」という厳しい言葉でした。それは、同席している親御さんへの挑戦の言葉でもあったのだと思います。
人を信じられないし、常に人に騙されないようにと、いつも高い緊張状態を維持する彼。
以前、勤めていたクリニックでは、毎週山歩きにみんなで行っていました。最初は、みんなうつむきがちでただ歩くのみ、道路とまるでにらめっこをしているよう。でも、回数を増すごとに、雲の動きや風のそよぎ、季節ごとに変わる花々、山の景色の変容や山の実りの豊かさ・・を知ることで段々、目で耳で・・そして五感で、「自然」を感じられるようになっていかれました。そして、ともに歩く人にも目は拡がっていかれました。
私が「生きている」ことを実感する瞬間のひとつも、季節の移り変わりを体感するとき。Aさんにも、人との関係の中だけでなく、自然に身をおく中で、「彼岸花ってこんなに赤かったんだ。」、と少しでも感じてもらえるといいなぁと考える秋の一日でした。




先日、来所されたAさんのf開口一番の言葉は、「今を生きている、生きていく、ということ自体を受け入れられない。受け入れることができずにずっとを過ごしてきた。」という厳しい言葉でした。それは、同席している親御さんへの挑戦の言葉でもあったのだと思います。
以前、勤めていたクリニックでは、毎週山歩きにみんなで行っていました。最初は、みんなうつむきがちでただ歩くのみ、道路とまるでにらめっこをしているよう。でも、回数を増すごとに、雲の動きや風のそよぎ、季節ごとに変わる花々、山の景色の変容や山の実りの豊かさ・・を知ることで段々、目で耳で・・そして五感で、「自然」を感じられるようになっていかれました。そして、ともに歩く人にも目は拡がっていかれました。
私が「生きている」ことを実感する瞬間のひとつも、季節の移り変わりを体感するとき。Aさんにも、人との関係の中だけでなく、自然に身をおく中で、「彼岸花ってこんなに赤かったんだ。」、と少しでも感じてもらえるといいなぁと考える秋の一日でした。
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