棚田

先日、友人と山口の長門市油谷にある、東後畑の棚田に行ってきた。
本当は、油谷湾の漁火との夕暮れのコントラストがこの季節ならではの風物詩とか・・。
しかし、生憎、この日は曇り・・
でも、田んぼまわりはカメラ小僧(?)の列・・
まわりには広い駐車場とてなく、道も山あいの細道・・
カエルの合唱が聞こえてきそうな空間・・
風に揺れる早苗・・
水に移る雲、そして風の流れ・・
日本の原風景を垣間見るような空間・・

ゆったりと流れる時間・・
深呼吸すると緑の匂いがする気がした・・

「田んぼで働いている人たちに、注文はしないでください」という立て看板。
田舎は田舎のままであってほしい、と思う。
自分勝手な観光客である。

 

10年付き合えたら・・

Aさんは、ある事業所に通所していた。
でも、今、とある事情から「休んでいる」らしい。
本人の言い分では、「休んでいる」と言い、事業所長は「数日前に辞めるといって帰った」という。

どちらの言い分が正しいのかよくわからない・・
Aさんにはそんなエピソードがつきまとう・・
反社会的問題の影も見え隠れする・・
生活実態はなかなか見えない

でも、事業所長は断言する。
「どんなに難しくても、10年つきあったら人は変わる(変われる)よ。10年たって変わらなかったら申し訳ないけど、自分たちの力量が足りない・・ってことだね。」

先日、とある会議の場で、「10数年ぶりの異動で前の職場(入所施設)にもどったら、年老いてしまった利用者さんたちの姿に唖然とさせられた。老いは老いとして当然のことだが、10年前の関わりの中に、10年後の今の姿を見据えて関わる姿勢があっただろうか、もっとできることがあったのではなかったか、と日々自問自答しています。」、との言葉を聞いた。

関わる人たちの5年後、10年後・・を見据えて仕事をしているだろうか・・

5年後、10年後、私たちはAさんに必要とされているだろうか・・

　 残念ながら北九州は小雨の朝。生の金環日蝕はみられませんでした・・。

インタビュー

今日は、Kさんとこの半年あまりの生活を一緒に振り返りました。
センターでは、一年に一回、報告書を発刊していて、その中のご本人たちへのインタビューをさせていただいたものです。Kさんは、昨年度に新しい生活を始めた方のおひとりです。

どんな毎日ですか?
今の生活はどうですか?、以前の生活と比べて、生活面で何か変わりましたか?
・・
次に続く方々へのエールをお願いします。

・・ひとつひとつの質問に、慎重に言葉を選びながら答えていただきました。
最後の、次に続く方々へのエールでは・・、「金銭管理と体調管理はとても大切です。」ときっぱり。
日ごろの堅実な生活ぶりをうかがわせるものでした。

Kさんの一人暮らしは始まったばかりです。

 

ゴールデンウィーク

5月のゴールデンウィークが終わって・・、ほっと一息ついて、改めて新年度が始まった気がする。

なんと、4月の新規相談は19件。
中に、地域移行(4月より個別給付へ移行)に類する相談も数件・・
昨年の後半には、ほとんど地域移行に類するものは少なかったので、皮肉なものである。
まだ、流れができていないし、整理もできていない。
まず、区役所へ、そして・・・

関係機関との役割分担も含めて、これから・・
少なくとも、利用者さんにとってプラスになる事業化でなければ意味がない・・


庭のエビネ蘭。
手前のピンクと黄色の花は、「未来」
このネーミングが気に入っている。

 

２人と猫三匹

グループホームから一人暮らしへ、そしてパートナーに続いて、最初は黒猫。続いて虎のイメージのあるベージュい猫、三匹目は三毛猫。Yさんは今、２人と三匹の家の世帯主、・・

近いうちに4匹目が来るんじゃない?と聞くと、「・・はないですね。でも、去年も三匹目はないって言ってましたけどね・・」
「かわいいですよぉ・・」、・・猫じゃらしで遊ぶ

忙しくて余裕のない日も猫たちとのかかわりで癒される
アニマルセラピーとはちょっと違うけどどこか似た存在でもあるかな・・
自分たちの食べるものはなくても猫の食糧だけは確保しますね・・
その分働いて稼がなくちゃ・・
「家族」を守って、でもどこかで守られてる部分もありますね・・
猫の話はつきない・・

家族がいるっていいですね・・