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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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20520e15jpeg今回のテーマは、「精神障害者の地域移行について」-。
障害福祉課からの概要説明を皮切りに、この4月から新しく始まった、「精神障害者地域移行支援事業」も含め、大きく関連する2事業と、区役所や相談支援事業者の立場からの事例を中心に、現状についてまず広く知っていただこうと企画したものです。
今回は、いつになくやはり精神科医療関係者の初参加も多く、全体に「新しさ」さえ漂う2時間あまりだったように思います。
今年度は、この障害者地域生活支援研究会の中の年間の大きなテーマのひとつとして、「精神障害者の地域移行」を取り上げ、ワーキンググループの活動と平行して積極的に取り組んでいく予定です。今回は、事例を中心としたために、「わかりやすかった」という評価と並行して「多すぎてゴチャゴチャになってしまった」とのご意見もいただきました。
精神科領域に限らず、「地域移行」は大きなテーマです。
そこに問われるのは、関係者の力量も当然ですが、ひとつの大きなキーワードは「地域力」でしょう。ひとり、ひとりの、地域力の担い手として、またつなぎ手としての力は小さくても、ほんの少しの意識が変われば真に大きな力になるだろうなぁ・・と考える今日このごろです。

継続的に、様々な切り口で討論ができればいいなぁ・・と思っています。
※毎月第三木曜日の18:30~20:30 市立総合保健福祉センター2F 講堂です。参加費300円(資料代)です。

お問い合わせ(事務局)は、北九州市障害者地域生活支援センター
                                                            
TEL:093-861-3045 です。


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彼のアパートは、昔の遊郭。何かの映画で見たような格子の出窓がそこにはありました。
急な階段を上った行き詰まりの一間。自然光は入ってこないので昼でも電気の灯りが必要で、窓もないため夏はとにかく熱い。狭く、暗く、夏暑く冬は寒い、湿度も高い、そして古い・・職業では3Kといわれたりしますが、部屋の場合はなんというのでしょうか。唯一の特典は10000円強という家賃の安さでしょうか。でも、ずっと広い、明るいところへ転居したい、というのが彼の希望でした。
連帯保証人がいないために、なかなか転居の希望が叶いませんでしたが、今回、家賃債務保証制度を利用してやっと契約までこぎつけたところです。

今年の夏は、エアコンつきの部屋でゆっくり眠れそうです。
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久々に映画館で観た映画は、「潜水服は蝶の夢を見る

パリのファッション誌『エル』の編集長だったジョン・ドミニク(43歳)は、一流の服を着て一流の食事をし、一流の酒を飲み、一流のリゾートで美しい女性たちと戯れ、週末はジャグワを飛ばして郊外に住む自分の子どもたちと遊ぶ(妻とは籍を入れてない)という、やりたい放題のチョイワル親父生活を満喫していた。ところがある日突然脳内出血で左目の視覚と瞼の筋肉、そして聴覚以外、すべてが麻痺してしまう。肉体という檻に閉じ込められたような「ロックト・イン・シンドローム」という症状で、絶望するジョンだが、・・
美しいセラピストが提案した方法で自伝を書き始める。使用頻度順に並べたアルファベット文字を彼女が読み上げ、欲しい文字が来たところでウィンクするのだ。この方法でジョン・ドミニクは20万字の本、この映画の原作、「潜水服は蝶の夢を見る」を書き上げたのだ。

その中で、94才の父との会話がある。
父が言う。・・「お前はロックト・イン・シンドロームのために体に閉じ込められている、自分は階段の上り下りができずに4階の部屋からでられず、部屋に閉じ込められている・」・・

今、戸畑区内で「車椅子で暮らせる家」を探している。何件もの不動産屋さんに相談し、紹介はいただいても部屋の中の動線はどうにかなっても、まず入り口(玄関)まで到達できないことが大半。ある人は生活保護受給中で施設からの地域移行を目指し、ある人は受傷のために車椅子生活となったが住んでいる家はアパートの三階、今のままでは家に帰れないと一階かエレベーターのある物件への住み替えを考え、ある世帯ではお父さんの障害に加え息子さんも予期せぬ障害状態となり階段の上り下りも難しいために二階から一階への住み替えを検討中・・・、お一人づつのニーズは様々です。値段との折り合いもこれまた難しい。
物理的環境による新しい「ロックト・イン・シンドローム」の方だけは創りたくないし、「新しく建てるならユニバーサルデザインで・・、しかも安価に!!」と真摯に願う今日このごろです。

手ごろな物件情報がございましたら、是非、センターまでご一報ください。

 

昨夜は、気のおけない友人とあてのない夕食タイム。店を決めずに、よさそうな店を見つけて、適当に入ろうというプラン。
さすがに金曜日の夜。最初の2軒にはふられてしまいましたが、まずはちょっとこじゃれた洋食屋さんからのスタート。前菜の盛り合わせとスパークリングワインで乾杯。パンにのる茗荷と白ねぎの組み合わせに興味津々。二軒目は、友人のお勧めの変わり野菜のてんぷらがとても美味しかった、というお店。残念ながらそのメニューはすでに消えていましたが、御造りの盛り合わせとアスパラといかの煮付け、野菜サラダ・・昨夜は不健康な私のための「野菜を食そう」プランなのです。三軒目は、美味しいコーヒーとケーキのお店。マスターは絵描きさんでもあるらしく、壁に無造作に立てかけてある少女の絵がとても印象的でもあり、手作りケーキにも大満足。
そこからは、ぷらぷらお散歩の帰り道。たわいもないおしゃべりの数時間、あっという間に過ぎちゃいました。
最後は、二人して芝生に寝転んで、ちょっとしたちくちく感とひんやり感が絶妙で、寝転んでみる風景もこれまた新鮮、なんかとても開放される感のある非日常タイムでした。

頭をリフレッシュするには、深夜の芝生はいいかも・・ですよ。一度、試してみられませんか?

TS380227.JPG ベランダのトマトはちょうど食べ頃。もぎたて野菜の香りにもリフレッシュされますね。

25日(水)の夕方、エリア内職員の自主研修の第一回目が行われ、先頭バッターとして、センター職員の中筋スタッフが、入職して早々に行われた、「精神保健福祉基礎研修会」に参加しての研修報告をさせていただきました。20名あまりの職員を前に、緊張と不安の表情がありあり。「人前で話すためには1話すのに対して10知っておかなければできないよ・・」と先輩諸氏のプレッシャーも受けながらの事前準備。やっとこなしたと思ったら、予期しない質問にあたふた・・。
2日間の研修のポイントをどこに絞るのか、何を学んだのか・・、どうしたら、どんな資料づくりをしたら聞き手にわかりやすいのか・・たかが30分、されど30分。自分なりにパワーポイントにもまとめ、配布資料も抜粋し・・身も細る思いの数日間だったことと思いますが、その経験は確実に次へつながるものと思っています。
月曜日には隣の通所施設の実習生への事業説明もおおせつかり、課題は次から次へ。復習に余念の無い週末を過ごしていることでしょう。
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