北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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糖尿病予備軍を指摘され、お尻に火のついたかたちのKさん。
この一か月半でマイナス4.1Kg、着実に細くなりつつあります。
下あごのあたりがシュッとなった、二の腕が細くなった、お腹がやわらかくなった、体がちょっと軽くなった・・自分でも、また関わる人からもさまざまな反応が・・
大好きなチョコレートやケーキを見ると、食べたいなぁ・・と、でも我慢しなくちゃ・・の気持ちが心の中でたくさん葛藤するそうです。以前だったら、ひと箱ペロリだったチョコレート。今は、横にいるご主人の視線も気になるらしく、仲よく半分こ。この協力が今の大きな推進力。
この日の生活力スキルアッププランでも・・
みんなは焼き餃子。でもKさんは水餃子、ポン酢と大根おろしであっさりと・・
卵は黄身がカロリーが高いからと、もやしとの炒め物も白身だけを使って・・
ごはんもみんなよりちょっと少なめに自分でよそいます・・
栄養士さんからも30回噛みましょうと言われた、とゆっくりゆっくり・・
彼女の「本気の」チャレンジは続きます・・
もやし炒めも白身だけ
二種類の餃子
Mさんは焼いて、Kさんは水餃子で・・
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19日(木)に、平成23年度精神保健福祉基礎研修が行われ、その一コマとして、昨年もご一緒させていただいたKさんと一時間あまりの一コマを担当させていただきました。前半は、Kさんの体験と思い、そして今の生活を語っていただいて、そして会場とのやりとり・・。
23年間の入院生活の中でも揺るがなかった思い、そして小さなことでも自分で決めていけるという実感、手に入れた自由と責任、そして喜び・・、淡々とでも熱い思いをこめて語り、そして丁寧に答えていただきました。
Kさんにおつきあいいただいて5年目。
センター事業とほぼ同じ道のり・・。
新しい生活を始めて5年目・・
たかが5年、されど5年・・
ゆっくりと、でも着実に23年間を「取り戻している」ようにも思えます。
次へ続く方々へのメッセージとして、珠玉の言葉はたくさんあるのですが・・
「行き詰ったときは、経験しなかったより経験したほうがよかったとして調子を整えて再出発されること」、と言われており、そこにKさんの強さを見た気がします・・
昨年の一番の出来事は、地域移行支援事業の中でのピアサポーター養成研修へ参加したこと、と言われます。腰痛等もあり、実際の活動への参加は辞退されましたが、これからも、みんなをやさしく、でも時に厳しく、見守っていただきたいと思っています。
ともに5年目の「今」を歩いて行こうと思います・・
事前の打ち合わせ後も、原稿に手をいれるKさん・・
その真摯さには脱帽です・・
先日、被災地へ支援に行っていた、東京の友人からのメールが届いた。
・・、現地は、まったくなにもない瓦礫の荒野です。
助かった人も全てを失ったことがわかります。
現時点で復興した町の姿を思い浮かべることはできません。
それでもボランティアの支援で、家にすめるようになるかもしれない、また米を作りたいと希望を抱く人も出始めています。
東北の人は口が重く、助けてほしいと言わないところが、阪神淡路の震災と違う点です。
空気が悪く喘息になりそうでした。
まだ咳がとまりません。
なれない五時おきで皆の味噌汁とサラダ作りもあり、まだくたくたです。
・・
一週間あまり行っていた「生」の現実がそこにある。
東京の「今日」も現実ならば、数日前の眼前の光景も現実。
その差に疲労感の大きさを垣間見る気がする。
私は、「お疲れ様」と同時に、ベランダの茄子とトマトの「生きとし生けるもの」の営みをメールした。
何も言わないけれど、花をつけ、実をなし・・、変わらない自然も現実の一つとして・・
被災地に咲く、紫色の花を夢想しつつ・・

トマトは、まだまだ小さな緑です・・
助かった人も全てを失ったことがわかります。
現時点で復興した町の姿を思い浮かべることはできません。
それでもボランティアの支援で、家にすめるようになるかもしれない、また米を作りたいと希望を抱く人も出始めています。
東北の人は口が重く、助けてほしいと言わないところが、阪神淡路の震災と違う点です。
空気が悪く喘息になりそうでした。
まだ咳がとまりません。
なれない五時おきで皆の味噌汁とサラダ作りもあり、まだくたくたです。
・・
一週間あまり行っていた「生」の現実がそこにある。
東京の「今日」も現実ならば、数日前の眼前の光景も現実。
その差に疲労感の大きさを垣間見る気がする。
私は、「お疲れ様」と同時に、ベランダの茄子とトマトの「生きとし生けるもの」の営みをメールした。
何も言わないけれど、花をつけ、実をなし・・、変わらない自然も現実の一つとして・・
被災地に咲く、紫色の花を夢想しつつ・・
トマトは、まだまだ小さな緑です・・
彼女が親元から離れて、一人暮らしを始めた4年前からずっと続いている定期便メールです。
彼女は毎回、通所施設の隣にある、老人施設で車いすのまま乗れる体重計で体重を測定してきました。
プラス〇〇キロです、今日は〇〇キロのマイナスです・・、それこそ、雨の日も晴れの日も、雪の日も欠かさず・・
あるときは、朝から〇〇キロでした、の報告メール。
あれれ?、なんで?
聞くと、昼食が大好きなメニューの選択プランだったので、どっちを選ぶにしても帰りの体重測定を気にせずにお腹いっぱい食べたかったから・・、せつない乙女心です・・
今回の個別支援会議で、糖尿病も懸念される結果となり・・、ちょっとやばさを実感したMさんは、まずは通所施設の昼食のごはんを半分にし、家庭の食事量もちょっと少なめに・・。内科で指示されたカロリーは1440キロカロリー。計算の得意でないMさん、それでも最近は売られている食品のカロリー表示にも目が行くようになりました・・
マイナス1.25Kg。
ダイエット作戦は始まったばかりです・・
4月14日(水)は、Kさんご夫妻参加しての、モニタリング会議でした。
結婚して一年余り。
主婦の自覚からしっかり預金する意識も芽生えてきましたし、まとめ買いや安い食材の購入を意識したり・・、でも片方で「もったいない」意識から残り物はついつい彼女のお腹の中へ・・
その幸せぶりは、彼女の体重をもふくらませ・・、体調的にはちょっとピンチな状態になっていることが、実にタイミングよく受け取った健康診断結果に如実に出ていました。
食べることが大好き、ヘルパーさんと料理を作ることも大好き、・・肉もハンバーグもケーキもチョコレートも大好き・・
今ならまだ間に合う、
長く二人の生活を続けていくためにも大事な健康管理。
本人なりの目標数値も決めました。
彼にも協力してもらいながらの、彼女のダイエット生活計画開始です。