北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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19日(木)に、平成23年度精神保健福祉基礎研修が行われ、その一コマとして、昨年もご一緒させていただいたKさんと一時間あまりの一コマを担当させていただきました。前半は、Kさんの体験と思い、そして今の生活を語っていただいて、そして会場とのやりとり・・。
23年間の入院生活の中でも揺るがなかった思い、そして小さなことでも自分で決めていけるという実感、手に入れた自由と責任、そして喜び・・、淡々とでも熱い思いをこめて語り、そして丁寧に答えていただきました。
Kさんにおつきあいいただいて5年目。
センター事業とほぼ同じ道のり・・。
新しい生活を始めて5年目・・
たかが5年、されど5年・・
ゆっくりと、でも着実に23年間を「取り戻している」ようにも思えます。
次へ続く方々へのメッセージとして、珠玉の言葉はたくさんあるのですが・・
「行き詰ったときは、経験しなかったより経験したほうがよかったとして調子を整えて再出発されること」、と言われており、そこにKさんの強さを見た気がします・・
昨年の一番の出来事は、地域移行支援事業の中でのピアサポーター養成研修へ参加したこと、と言われます。腰痛等もあり、実際の活動への参加は辞退されましたが、これからも、みんなをやさしく、でも時に厳しく、見守っていただきたいと思っています。
ともに5年目の「今」を歩いて行こうと思います・・
事前の打ち合わせ後も、原稿に手をいれるKさん・・
その真摯さには脱帽です・・
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