
21日(土)の午後、生活力スキルアッププラン終了後に、高松障害福祉圏域自立支援協議会 居住サポート部会長(香川県)がお見えになったことを契機に、活動しているサポーターさんとの意見交換会を実施しました。今の取り組みとか、スキルアッププランに関わる意味や目的、個々の思いなど、熱く語らった一時間あまりでした。このプランのプランとしての目的や意図するところはたくさんあります。でも、サポーターさんの言葉として、このプランの目的を「食べることや創ることそのものの楽しみ」、「ワイワイできる仲間づくりの場の保証」、「経済的なメリットへの波及」として確認していただけたことは大きな収穫でしたし、異口同音に「自らが楽しいから参加している」と言っていただき、ホッと一安心。質問の中にも、「ここではみんなが楽しそうに調理をされているようですが、グループホーム入居中の方々がなかなか自らが料理をしようとしないんですが・・」と意見を求められ、即、サポーターさんが「お一人お一人に次(単身生活への移行)が見えてるんでしょうか?」「そこを想定した個々のプランが提示されてるんですか?」と切り替えされる姿にこのプランを開始してよかったなぁ・・と感激ひとしおでした。
要はやりくり力・きりもり力へのコミットであり、そこをどうサポートできるかが「暮らし創り」を大きく左右すると考えています。Aさんはおかずは缶詰だったりしますが味噌汁とご飯は炊けるようになりました、Bさんは事前にお渡ししていたメニュー表をもとに既に何度か卵チャーハンを作っておられ、この日は復習の場でした、エンゲル係数はずっと漸減傾向です。Cさんはお好み焼きの生地の固さを覚えようと目も手つきも真剣でした・・・。
11回、されど11回、みんなにとって楽しく、美味しく、そして家計にも優しいプランを目指していきたいと思います。
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