北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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実態として、市内にはそれなりの相談支援機関を含む社会資源や制度はなくはなさそうだ、とは共通の認識かもしれません。でも、その間をつなぐコーディネート力はまだまだ非力だといわざるをえませんし、機関間やサービス間の隙間もたくさんあります。その隙間を埋めるために、当センターでの活動の中にも、地域生活支援サポーターの活動があり、今回は一緒に数名のサポーターさんたちも参加していただき、その活動内容の一部も紹介していただきました。その中で、これは訪問看護事業者の方に対してでしたが、とあるサポーターさんが、「実際のサービス提供の場面に隣近所の人との関係づくりのための支援とか巻き込むような活動、あるいは市民活動に通じるような関わりはされているのでしょうか?」と、自身の活動の足場の確認のための質問をされました。
私自身、これからの方向性として、隙間を埋めたり、間をつないだりする接着剤的な役割の中に、当事者、家族、市民の担うべき役割は大きいものがあるし、どう拡げていけるかが大きな課題だと考えています。当然その中に「NPO法人」であるアヴァンセの担う役割もおのずと拡がっていくのだろうなぁ・・、と期待したのは私だけではなかったのではないでしょうか。
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大阪府大東市の山本和儀先生が先日亡くなられました。
相次いで、知り合いからの留守電が入っていて、「また、急に北九州にこられる予定でもあったのかな?」くらいの軽い気持ちで確認したら思いもよらない先生の訃報にただただビックリしてしまいました。
先生との最初の出会いはいつだったでしょう、もう随分以前だったような気がします。
初回から、何かにつけてお声をかけていただき、私が福祉の現場に入った職場での最初の研修講師も先生でした。遠いにも関わらず、「呼んでくれるのは嬉しいことやないか。」と快く引き受けていただき、熱く、ノーマライゼーションについて語っていただいたことを思い出します。
いろいろお話をする中で、必ず、最後には、「そんで、おまえはどうしたいんや。」が返ってきました。
相次いで、知り合いからの留守電が入っていて、「また、急に北九州にこられる予定でもあったのかな?」くらいの軽い気持ちで確認したら思いもよらない先生の訃報にただただビックリしてしまいました。
先生との最初の出会いはいつだったでしょう、もう随分以前だったような気がします。
初回から、何かにつけてお声をかけていただき、私が福祉の現場に入った職場での最初の研修講師も先生でした。遠いにも関わらず、「呼んでくれるのは嬉しいことやないか。」と快く引き受けていただき、熱く、ノーマライゼーションについて語っていただいたことを思い出します。
いろいろお話をする中で、必ず、最後には、「そんで、おまえはどうしたいんや。」が返ってきました。
かなり寂しい現実ですが、これから息詰まったときには、「・・そんでおまえはどうしたいんや。」と自問自答しようと思っています。
13年ぶりの北九州市での開催とか・・、九州精神保健学会の演題も213題と各県からの多様なテーマでの発表に、会場は多くの方々の熱気にみなぎっている感じでした。
全国に先駆けて北九州市がこの事業を手がけ、開始してちょうど一年。たくさんの課題の山に圧倒されそうな一年でもありました。実相談者数は167名(一般相談を除いた「住まい」の問題に特化した数は130名)で、内転居まで至った方の数は25名です。家を探せばいい、保証人提供事業を調整すればいい、という方もおられますが、多くは事前の調整とか整理の必要な方々でなかなか「転居する」までのハードルは高いのが実際です。この事業でまかなえる部分はほんの一部分であり、用意されていないサービスもたくさんありますし、片方で協同できそうな事業も散見されますし、実態的な連携を目指して次の一年の歩を進めたいと思います。
最近、退院したばかりのAさんが一番自由さを実感したのは夜の10:00にコンビ二に弁当を買いにいけたこと、といわれていました。Bさんの暮らし、Cさんの新しい生活が見えて初めて、地域移行は当事者の方々にリアルになるのだと思います。
この学会での当事者の登壇は初めてだったと聞きます、北九州ではまだまだモデルづくりのときだと思いますが、パワフルな彼らを見ながら、施設(病院)仕様ではない、ご本人仕様の24時間、その人らしい暮らしづくりを応援していいきたいなぁ・・と思いを新たにした一日でした。
8月25日(土)にウェルとばたの調理室をお借りして、第一回 生活力スキルアッププランを開催いたしました。
今回のメニューは、ご飯に豆腐とわかめの味噌汁、卵料理とハム の予定でしたが、多彩な野菜の差し入れをいただき、味噌汁は具たくさんにそしてポテトサラダの一品が増え、野菜炒めや酢ものが増え、・・とちょっと盛りだくさんな、西瓜のデザートまでついたリッチな昼食となりました。
「お米を研いだことがありません。」、「包丁を握るのも小学校の調理実習以来でドキドキします。」「手を切りそうで心配です。」に始まり、「ポテトサラダの色添えにハムをいれてもいいですか。」というちょっとした上級者もいて。途中ではふたつのグループ間で、「あっちのグループはもう卵料理にうつったよ。」「野菜炒めを創ってるよ。」など和やかな中にも、小さなタイムバトルもあった3時間あまりでした。
「スクランブルエッグにはちょっと自信がつきました。」、「次回も是非、参加したいです。」、「次は、秋の味覚のさんまを焼きましょうか。」、「みんなで食べる食事の楽しさを味わいました。」「今日参加できなかった友人と次回は一緒に参加したいです。」・・・次につながる第一回目でした。
次回は、9月29日(土) 10:00 ウェルとばた 調理室(7階)で行います。
当事者の方で興味のある方、またサポーターとして一緒に秋の味覚を味わってみようと思われる方は、センターまでご一報ください。
それは、私が今年の9月に受けた、実務経験のない介護支援専門員の更新研修の際に感じた違和感と同種のものかもしれません。でも、同時に、違和感や、知らないこと、分からないこと、があるからこそ「学びたい思い」が生じるのかな、と思い直し、私自身も、改めて、介護保険制度を再度学習しようと思っているところです。