北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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先週末、新潟へ行ってきました。
長岡市、上越市で行われた、退院促進支援事業の中での研修会で、居住サポート事業の実践についてお話する機会をいただいたものです。
その中で、今かかわっている方の外出支援で海を見に行ったところ、「40年ぶりに故郷の海を見ました・・」とご本人がつぶやかれたという話をお聞きしました・・。二人でしばらく海岸にただずんだとか・・。
さまざまに心が疼きます、散り散りに心が痛みます、・・
40年、その長さに圧倒されそうになります。
でも、日本の精神科病院へのいわゆる社会的入院といわれる方々の中ではそれほど珍しい長さでないこともまた辛い事実のひとつです。実際に、精神医療審査会で医療保護入院者の定期病状報告書を見る中に、昭和40年代、50年代の入院年月日をそれなりの頻度で目にします。
人々の服装やざわめき、道幅、車の流れ、街並み、そして眼前の日本海の波のうねり・・・どんな思いが交錯したことでしょう。心は一気に40年前の若い日々に飛んだのでしょうか・・。それともそれほど長くはないこの先の人生に心をはせたのでしょうか。
土曜日の朝、その海岸の延長線であろう海を見に行きました。春を前にした穏やかな波の連続でした。
私たちには、その40年の葛藤のすべてをはかり知ることはとてもできません。
でも、そこまでにあった、喜びや悲しみ、すててきたこと、あきらめざるをえなかったこと、葛藤、揺らぎ、優しさ、豊かさ・・を礎に、そこから始まる「これから」を共につくることのお手伝いは少しはできるかなぁ・・と思っています。
九州にはないカタクリの花。
開花のニュースに雨にぬれる、カタクリの花を見に連れて行っていただきました。
新潟の方にとっては、大切なふるさとの象徴のひとつでもあるのだろうなぁ・・と見つめてしまいました。
凛とした春の花でした・・


長岡市、上越市で行われた、退院促進支援事業の中での研修会で、居住サポート事業の実践についてお話する機会をいただいたものです。
その中で、今かかわっている方の外出支援で海を見に行ったところ、「40年ぶりに故郷の海を見ました・・」とご本人がつぶやかれたという話をお聞きしました・・。二人でしばらく海岸にただずんだとか・・。
さまざまに心が疼きます、散り散りに心が痛みます、・・
40年、その長さに圧倒されそうになります。
でも、日本の精神科病院へのいわゆる社会的入院といわれる方々の中ではそれほど珍しい長さでないこともまた辛い事実のひとつです。実際に、精神医療審査会で医療保護入院者の定期病状報告書を見る中に、昭和40年代、50年代の入院年月日をそれなりの頻度で目にします。
人々の服装やざわめき、道幅、車の流れ、街並み、そして眼前の日本海の波のうねり・・・どんな思いが交錯したことでしょう。心は一気に40年前の若い日々に飛んだのでしょうか・・。それともそれほど長くはないこの先の人生に心をはせたのでしょうか。
土曜日の朝、その海岸の延長線であろう海を見に行きました。春を前にした穏やかな波の連続でした。
私たちには、その40年の葛藤のすべてをはかり知ることはとてもできません。
でも、そこまでにあった、喜びや悲しみ、すててきたこと、あきらめざるをえなかったこと、葛藤、揺らぎ、優しさ、豊かさ・・を礎に、そこから始まる「これから」を共につくることのお手伝いは少しはできるかなぁ・・と思っています。
九州にはないカタクリの花。
開花のニュースに雨にぬれる、カタクリの花を見に連れて行っていただきました。
新潟の方にとっては、大切なふるさとの象徴のひとつでもあるのだろうなぁ・・と見つめてしまいました。
凛とした春の花でした・・
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