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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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9月までに、新しい生活を始められた方々は、66名おられます。
初期費用の課題は大きく、中には、生活用品の調整までいかない方もそれなりにおられます。この9月にひとりは福祉ホームから、ひとりは精神科病院から退院して、お二人の女性が新しい環境での生活をはじめられました。何にもなかった部屋に、家財道具が運び込まれ、ちょっとづつ生活感がでてきました。今回のリサイクル生活用品の大半は、引き払った家からのいただきもの。ご本人たちの新しい生活の始まりと併せて、いただいた家具も新しい生活を始めました。たんす、食器棚、炊飯器、洗濯機、掃除機、電子レンジ、食器やなべ、花瓶・・などもろもろ。「三合炊きの炊飯器でちょうどよかったです」、「初日はコンビ二弁当だったので電子レンジが便利でした」、「テレビの映りもバッチリでした」・・
これからも、ここでの新しい生活は続きます、家具も一緒に・・。
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平成18年の10月1日に、事業開始し、今日から3年目です。
今日は、なんともあわただしい一日でした。
初の家賃滞納事案が発生し、朝から生活保護費を引き落としたその足での家賃振込みへ。銀行員の方から「振込みでしたら、機械を使われるとお安くなりますよ。」と勧められ、機械と悪戦苦闘。知的障害があり、私よりも機械は苦手、金銭管理も苦手な本人ですがお金にはシビアですから横でニコニコ。併せて、携帯電話の契約変更につきあい・・。
帰って、知的障害者入所更正施設から出てグループホームで暮らしたい、という男性の相談を受け、現在進行中の物件調整のやりとりを不動産屋さんと行い、各圏域で行われている定例ケア会議へ出席。前後でURで一人暮らしを始めている方のヘルパー導入の相談をA型の事業所長と行い、今日から始まった市営住宅の定時募集に関する問い合わせが数件、そして、朝日新聞社からのリプラス関連の電話取材・・・・と、結局昼食は18:00でした(ーー;)。
たかが2年、されど2年・・、課題は山のようにありますが、それなりに「住まいに関する相談支援機関」として認知は得られつつあるようには思います。
でも、そんな矢先での、株式会社 リプラスの破産は大打撃です。市が提携している家賃保証事業者を利用して転居に至った方はこの2年で28名おられ、そのうち、11名がリプラス利用の方です。管理会社からご本人には通知が届きつつある頃だと思います。現状では、日本セーフティー株式会社のみしか、新規利用はできない状態です。まだ、先行きがみえないところもありますが、北九州市とも協議する中で、一日も早く「選択」できる体制へ回復したいと思っています。関係の方々へは、ご迷惑やご心配もおかけするところがあるかと思いますが、「雨振って地固まる」ような3年目にしたいと思っています。ご不明の点等につきましては、ご遠慮なくお尋ねください。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

NEWS欄にリプラス関連記事を掲載しております。(※インターネットニュースよりの抜粋です。)ご確認ください。

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今日で、丸二年が過ぎようとしています。

今月は引越し続きの一ヵ月でした。
今日も、一人、精神科病院へ入院されていた方が、退院と同時に親元から離れての一人暮らしをはじめられました。昨日も、福祉ホームから市営住宅へ地域移行、前日の日曜日には親元から離れて市営住宅での一人暮らしへ。23日には通勤寮から民間のアパートへの地域移行、その前は市営住宅への住み替え・・と5名の様々な新しい旅立ちに付き合いました。
5名のうち、4名が市が提携している家賃保証事業者を利用し公的家賃債務保証制度のニーズは高いものがありますが、現状では一社しか動けていない現実があり頭を痛めているところです。そして、転居に伴う、費用負担の問題は大きく、2名の方へはリサイクル生活用品を提供しました。今回は、ちょうど引き払う家があり、たくさんのいただきものをした経緯があります。
病院から退院される方については、退院前訪問看護指導料の点数化は功罪だなぁ・・と思います。

今日も新規のご相談が、脳梗塞の後遺症による半身麻痺のある男性からありました。とにかく小高い丘の中腹に家はあり、道路に出るまでの長い急な階段が一苦労、買い物に行くのも半日仕事という現実。利便性の高いところへの転居を検討中ですが、保証人がいないために転居できなかったのですが、「どうやってこの荷物を持っていったらいいかわからない。」との不安も口にされます。引越しに備え、買い控えてこられたようですが、それでも洗濯機、冷蔵庫、エアコン、洋服・・合わせればそれなりになるでしょう。
引越しはとにかく大変です。昨日の転居も、エレベーターのない5階立ての5階への移動で、とにかく人海戦術しかなく、雨の中を総勢10名、軽いものはバケツリレー方式で・・多くの方の知恵と力を貸していただきました。
手伝いも一日仕事でした。今朝、「居住サポートは肉体労働だね。」と言われたばかりですが・・。まだまだ、サービスでは賄えない現実が山ほどあります。金だけでは動かない現実もあります。やっぱり「人の力」が必要なのだ、と痛感させられます。
平行して、病院や関係機関からリサイクル生活用品の連絡をいただいたり、全日本不動産協会の青年会からはセンターとの連携について事業協力の申出書もいただいたり・・、とこれもまた「人の力」でしょう。
事態も少しづつですが動きつつあります。
また、明日からの三年目を新たに歩いていこうと思います。これからもよろしくお願いいたしますm(__)m。
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三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)では、愛知県住宅計画課からの委託を受け、あんしん賃貸支援事業について居住支援団体の登録促進にむけて居住支援団体の県内の実態調査、及び支援団体の育成方法の検討を行っており、現在、先行して取り組みを行っている自治体・居住支援団体へのヒア リングの一環として当センターへも来所されたものです。あんしん賃貸支援事業への取り組みとして聞かれるとなかなか難しいものがありますが・・。今日は、NPO法人 住マイむなかたと福岡県住宅計画課へも行かれたとか・・。
事業創設の経緯から現在の取り組み内容、あんしん賃貸居住支援事業登録経緯、課題などについて少しお話はさせていただきましたが、今回のヒアリングは愛知県の委託事業としての調査検討であり、来年度の愛知県の取り組みに大きく期待するところです。
併せて、他都市の実践も是非参考にさせていただきたいと思っています。
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17日(水)はMさんにとって講師デビューの日でした。
平成20年度北九州市障害者(児)ホームヘルパースキルアップ研修~「現場におけるコミュニケーション支援Ⅲ 知的障害者・精神障害者の支援」の部分として、ヘルパーさんたちに当事者としてわかってほしいこと、伝えたいこと、気をつけてほしいこと・・などを話していただくことをお願いしていたのです。15分くらい話してもらい、質問をお受けしたり、関わっているヘルパーステーションとやりとりをして話題を拡げたり・・、と40分くらいをお付き合いしてもらいました。元々気を使ってなかなか言い出せなかったり、うまく言葉をまとめられなかったり、笑ってごまかしてしまったり・・、そんなはがゆい思いもしている彼女。数日前から、文章もまとめ、一生懸命「伝える言葉」を選んでくれました。

研修生の方からも、
◎Mさんに会えて良かったです。
◎実際に“障害者“がいろいろ話をされて、とても“生き方”に驚いています。“自立”に対してとても前向きに生きている姿に素晴らしいと思いました。(感動しました)
◎感動しました。
◎子供扱いされるのはいやだということ、年相応の話し方をしてほしいなど、分かっているつもりでも
ついやってしまう事で利用者の方は、直接言ってくれないことなので再確認出来てよかったです。
◎家族ではなく環境を準備する支援者の意味がよく理解できた。
◎Mさんが自分の思いを、自分の言葉で話してくれてうれしかったです、・・などなど。

彼女の「困っていること」に対しフロアーからアドバイスもいただけて、双方に有意義な時間だったのではないでしょうか。
本人は、「・・うまく話せましたかね。心臓がドキドキして、わけわからなかったです。・・」との感想でしたが、次は11月。二回目がとても楽しみです。
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