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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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先週の金曜日、「みずすまし」という本のプレゼントをいただきました。
プレゼンターは、子育てまっさい中のご夫婦。自分たちのことを知り合いが書いてくれて、その本が届いたので読んでください、と届けていただいたものです。
仮名ではありますが、「スウィート10ダイヤモンド」の本田一夫さんと真子さん、そして一平くんのストーリー。結婚して、もうすぐ10年なんだなぁ・・、と感慨ひとしお。記念日の前に気に入ったものが見つかったから・・と送るちょっとせっかちだけど優しい一夫さん、そしていつもまっすぐな真子さん。一平くんの、はにかみながらもときに会うと「こんにちわぁ」と大きな声で挨拶してくれる日焼けした笑顔が目に浮かびます。

ちょっと、優しい本です。機会があったら、お手にとってみてください。
(みずすまし舎発刊 年に二回 4月・10月)
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久々に、リハビリテーション学院の講義の日。何人かは、アパート住まいでもあるため、住んでいるアパートの家賃をきいてみました。すると、「4万円」、「45,000円」、「48,000円」・・・の答えに思わずビックリ。市内の生活保護受給中の一人住まいの方の家賃限度額は31,500円。なんともシビアなその数字・・。
夕方、ちょうど、生活保護受給中の方の物件調整で、不動産屋さんともその話になり、「ある意味、学生さんが一番リッチな部屋に住んでるかもしれませんね・・」、同行していたクリニックのソーシャルワーカーも「そうですよ、私の家賃より高い・・」というつぶやきがリアルでした。
場所にもよりますが、今日も二階建の木造の古いアパートで27,000円、もうひとつは二階にはなりますがちょっと広くて新しくて30,000円。その3000円の差は大きいですね・・と本当につましい生活をしている彼は感慨ひとしおだったようです。
基準額とはいえ、市内でもかなりの地域間格差もあり、「31,500円」という金額の難しさを日々痛感させられます。
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上記の会は、「精神障害者地域移行支援事業実施要綱」に、「市長は精神障害者に関する保健・医療・福祉各分野の関係者の連携・意見交換の場」としての設置をうたっているもので、今年度の第一会会合が昨日開催されました。(於 精神保健福祉センター)
本会は、北九州市保健福祉局障害福祉部障害福祉課、北九州市保健福祉局障害福祉部精神保健福祉センター、福岡県精神科病院協会北九州ブロック会、福岡県精神神経科診療所協会、北九州地区精神保健福祉士協会、北九州市障害者地域生活支援センター、北九州障害者居住サポートセンター、精神障害者の家族会、その他市長が認める者、をメンバーとして構成し、初回は9名の委員が参加し、精神科病院協会より推薦の住田医師(医療法人 住田病院 院長)を会長として推薦してスタートしました。年二回以上の開催を予定しているようです。
今回は、4月開始の事業でもあり、事業そのものについての概要説明と現時点での地域移行の現状と課題が報告され、意見交換を主とする一時間あまりの開催でした。
課題をきちんと共有し、検討するなかに、単に意見交換・情報交換の会にとどまらず、連携・協働体制がみえるものにしたいものです。

5日の日曜日に、精神障害者相談支援センターの居住サポート事業における啓発事業として開催された、第二回 ともにある暮らし~精神障害と住まいを考える~(於 長崎県総合福祉会館 主催/長崎市精神障害者相談支援センター やまぼうし 共催/特定非営利活動法人 ウィキャン・サポート つどい)の基調講演とその後に続いて行われたシンポジウムのコメンテーターとして招かれたものです。あいにくの雨模様にも関わらず、当事者やご家族、事業関係者や学生、ボランティア・・など80名あまりの方々がお見えでした。
話題提供的な意味で北九州市での取り組みをまず報告させていただき、続いて、協力不動産店、家族会、長崎市障害福祉課、主催・共催の2者をシンポジストに長崎県精神障害者地域支援体制整備コーディネーターがコーディネートしてのシンポジウム、という二部構成でした。
やまぼうしは、一昨年の12月の事業開始で、相談支援事業と地域活動支援センター1型を運営、またつどいでは、今年の4月からの事業開始で、相談支援事業、就労活動支援事業、共同作業所、ヘルパーステーションを運営し、両者とも上乗せ事業として居住サポート事業を受託している形です。北九州市では、独立センター型の運営で、形は違いますが、地域の実情に応じて、現状の課題と取り組みながらともに切磋琢磨できればなぁ・・と考える次第です。
シンポジウムのキーワードは、親亡き後の公的な保証制度、連動する公的家賃債務保証制度、公営住宅の単身入居、生活保護法との関連、地域への啓発活動、他部門との連携・連動・・、ご家族からの「地域の社会資源はそれなりにあるかもしれない、でもその連携施策が不備だ」との意見があり、やはり一番のキーワードは「連携」だなぁ・・と原点にたちもどる思いでした。

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  写真は、開会挨拶をされる、やまぼうし 中村センター長

Nさんの退院に先立って、病棟で行った個別ケア会議の中でも、初期費用で用意できる家財道具は限られるため、その購入や用意は課題のひとつでした。センターで提供できる、リサイクル品もあるにはあったのですが、ちょうど他の方とも重なり、テレビデオ、掃除機、トースター、ガラスのテーブル、炊飯器や食器、などは用意できたのですが、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電製品は在庫がありませんでした。そこで、相手は大きな病院ですから、「どこかにストックとか、買い替え予定のスタッフとかおられませんか?」と駄目もとで提案してみました。すると、「長期の入院になった方の家の処分があって、冷蔵庫とかガスレンジとかあったはずだけど・・」という天のささやき。やはり、口に出していってみるものですね。レイアウト後に、「やっぱりテレビ台もあったほうがいいみたい・・」、と、もうひとつテレビ台もいただくことになると思いますが・・。
また、別の機会に、事業紹介の中でリサイクル生活用品の調整の話をしたところ、成年後見センターの方から、「どんな用品が必要ですか?時に、家の処分に立ち会うことがあり、必要な用品については協力もできると思いますが・・」との嬉しいご連絡をいただきました。今回は、冷蔵庫とか洗濯機、電子レンジ、ガスコンロ・・などをいただけそうな予定です。
あるところにはあるものです。やっぱり、時として、適当にあつかましくも、「ありませんか?」と必要を訴え続けることも大切なのだと心新しくしたところです。
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