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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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21日(金)に行われた、平成22年度 精神保健福祉基礎研修(精神保健福祉センター 主催)の最後のこまを担当し、「精神障害者の理解と対応~当事者のメッセージ」と題し、KさんとYさんのお二人と一緒に進めさせていただきました。
間接的に聞く、のではなく、リアルにつながる生活風景。
「特別なことではなく、普通の生活がしたい」との23年の思いから、今退院して4年目の平穏な日々、パソコンへのチャレンジを始め、まだまだメル友はあまり増えてませんけどね・・と言いながらも充実した日々を丁寧に語ってくださるKさん、底辺にあるずっと退院したいと思っていた入院中の葛藤、期限のない拘束の日々、上手に医療を利用する今、自己決定することの数々・・。「普通」とは何なのか・・改めて問いかけられている思いでした。
3月に一人暮らしを始められたばかりのYさん。入院中の辛い時期も含め、ずっと寄り添い、辛抱強く向き合ってくれたスタッフ、元気づけてくれた人たち、支えてくれた人たちへの感謝。
気持ちの雪解けの中で「これでいいんだ」、「生きていくことそのものが大切なんだ」、と「あきらめず生き続けている」今、後から押してくれたり、ときには前から引っ張ってくれたり・・様々な人との関わり。うまく伝えられたかな、こんな話でよかったかな・・とずっと緊張しっぱなしだったYさん

そんなお二人の葛藤や、ジレンマ、篤い思い、伝えたいたくさんの言葉・・たくさんのキーワードがちりばめられていた一時間あまりでした

その場でのやりとりはほとんどできませんでしたが・・
たくさんのメッセージを文章で返していただきました。
 胸が篤くなりました
 患者さまの立場にたって考えていけるよう勉強していきたい
 助けられました
 とても心に残るものでした
 これからの仕事への心構えのようなものを考えるいい機会になりました
 支援者として、それ以前に一人の人としてお二人のような方々の思いや言葉のひとつひとつを受け止め、
  寄り添える人間に成長していきたい
 Kさんの言葉を想いながら、長期入院のされている方々の社会復帰に繋がる“何か”に携われることができ
 ればと思います
 一緒に悩み考え、ともに成長していける支援者になりたい
 ・・

「共育ち」を目指したいと思います・・
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中筋職員は、最近まで一人暮らしをしていました。
今は実家に帰り、料理の回数も減っているみたいですが、以前は手作りのお弁当も持参していました。

今回は、「こさじ半分ってどう量ったらいいですか?」と問われ、なかなかYさんには説明が通じず、・・最後は手取り足とり。こうやって、ああやって・・
この正確さが美味しさにつながります。

一年前には、多分こさじ半分の塩を量る経験なんてしたこともなかったず・・
このプランで、職員の生活力も大幅にアップさせてもらったのかもしれません・・
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Mサンは、以前、お寿司屋さんで裏方さんの経験もある方です。
スキルアッププランでも、具材を洗ったり、切ったり・・という下準備もお手の物ですが、なんと言っても手早いのは片づけ。まな板、包丁、鍋、皿・・、洗って、拭いて・・次々と目の前から消えていきます・・。

入所施設を出て、紆余曲折はありましたが、この2月からアパートでの一人暮らしに再チャレンジ中。
日頃はお惣菜を買うことが多いので、久々の手料理で本領発揮。
こまめに楽しそうに、きびきび動くMさんでした。

先月のサケのホイル焼きを家でも作りたいなぁ・・と意欲的なMさん。
一緒に、ちょっとずつレパートリーを増やしていけるといいですね・・
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DSC04301.jpg今日は、第34回 生活力スキルアッププランの日。
メニューは、タケノコの炊き込みご飯、タケノコの入ったがめ煮、タケノコのお吸い物・・とタケノコづくし。
ちょっと時期がずれて、生のタケノコの確保が難しくなったため、急きょ、水煮のタケノコを利用。
「こんなにたくさんのタケノコ料理を一度に食べたのは初めてです」と言いつつ、意外に皆さんペロリ。
根っこのほうはがめ煮に、真中あたりは炊きこみに、先っぽはお吸い物に・・、部位も使い分け、「いろんな具材を使うよりは、ひとつを使うっていいですね」、「がめ煮も短時間だったけど味がしみて美味しかった」、「タケノコってそれだけで煮つけることはあっても、がめ煮にしたことはなかったので新鮮でした」、「炊き込みご飯、自分でも作れそう」、・・

新鮮な朝掘りではありませんでしたが、水煮も安くて、特に今回のは小ぶりで軟らかかったので使いやすかったです。
これなら一年中いつでも旬でいけそうです・・。
去る、4月18日(日)に一日かけての法人内の事業説明会が行われました。
午前10:00から開始し、閉会は16:30。なかなかの長丁場でした。
午前中は、法人執行部・事業所長・新規採用職員の紹介に始まり、法人経営方針、今年度の事業説明、と続き、苦情解決委員会の挨拶を挟み、午後はアピールタイムと称して、各エリアごと、本部、広域事業に分けての事業並びに職員紹介。
当センターはエリアには属さない広域事業であるため、午前、午後とふたコマでの登壇。
今年度も、中筋職員に頑張ってもらいました。昨年は、頭が真っ白でした、と感想も短めでしたが、昨年度何か所かでの講義や事業説明を行う機会も経て、なかなか余裕の感じられる話しぶりでした。

21日には、法人内の社会福祉情報研究センターの職員体制も変わり、それぞれの現場に出向き、その内容を実感するための研修で職員がこられる機会があり、そこでは、昨年11月から嘱託で入職している藤好職員で事業説明を担当。相談者の方への説明とはまた違う場面セッティングにドキドキしながらの15分間。最後に、「この仕事をしていて一番困っていることは何ですか?」という、相談の場面ではうけることのない想定外の質問にドギマギ。言葉がうまくでてこない一年生でした。

自分の言葉で伝えるには習熟が必要です。わかってもらうための工夫は多様です。問われて初めて意識することも多々あります。
ともに、たくさんの経験を積んでいってもらいたいと思っています。

今年、どこかで、二人の説明の場面に出会うこともあるかもしれません。
そのときは、どうぞよろしくおつきあいください<m(__)m>。  
                                                                   
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