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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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先日、とある相談者の方が、公的保証人制度の利用のために来所されました。彼は、喉頭がんの術後で、言葉によるコミュニケーションができなくて、もっぱら筆談です。その方には、支援者の方もご一緒でしたが、書類等の準備が必要であることがわかると、「じゃあ、今から○○へ行きましょうか?」と当然のように同行の姿勢を示されました。すると、ご本人は、「一人で行ってきます。自分でできることは自分でしてきます。」と書かれました。支援者の方も「・・、あっそうね、一人でできますよね。」と心配そうではありますが引き下がられました。
お話をお聞きする中で、「義務教育すらきちんと受けていない。自分はパーだよ。」、「でも馬鹿にされないために、いつも清潔な服でいるように心がけ、まじめに生きてきた・・、それだけ」とも書かれました。言葉がでなくなって、もどかしいコミュニケーションの中で、「できない」こととして肩代わりをされてしまったこともたくさんあったのかもしれません。悔しい思いもたくさんされたのだろうなぁ・・と胸がつまる思いでした。

最近、二人の若い支援者がこんな話をしていました。
「僕は、今までついつい手を出しすぎていた自分に気付きました。肩代わりすることで自分が仕事した気になっていたり、自分が安心だったんです。ご本人たちのできることまで手を出してたんですよね。」
もう一人は、「逆に僕はなかなか手がだせません。いろいろ考えると、どう手を出していいのかわかなくなって・・、結果として止まってしまって・・。これも不味いですよね?」

二人に共通するのは、ご本人に確認する、ほんの一言のような気がします。



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