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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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私にとっての夏の風物詩は、元気な夏野菜と、向日葵・松葉ボタン・夾竹桃・・などの花々、せみの鳴き声、タバコの葉・・でしょうか。
今年も、向日葵の黄色が目に鮮やかなシーズンです。
先日、新日曜美術館で鈴木基一(すずききいつ)を取り上げていて、その中で「向日葵」があったのですが、「向日葵は、一本の茎に一輪の花しかつけない」、だから日ごろ見慣れている「一本に何輪も花をつけているのは別の種類の花、こひまわり?(のひまわり? きちんと聞き取れなかったのですが・・、今調べ中です(*^_^*))である」、というのです。だから、鈴木基一の絵からこの時代に向日葵でないヒマワリがあることが、ある意味歴史的にも、植物学的にも意味がある、というのです。              
c30f92adjpeg 私は、あまり深くも考えずに、あの黄色い花の群、全てを「ひまわり」と称するもの
   と思い込んでいました。      
 早速、車を走らせ、向日葵の花とご対面。横には、すでに秋桜の花も揺れていま
   したが・・、確かに、あの向日葵は一本に一輪でした。
 思い込みって恐いなぁ、とつくづく・・。



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bbe3c922jpegc37cfd8fjpeg昨年の7月の初回から、月一回の開催で12回目。ちょうど一年が経過しました。
今回、初参加のOさんは、以前は喫茶店などの厨房の手伝いをしたこともありますが、「4年ぶりに包丁を握りました。」、と最初は危なっかしい包丁さばき。でも、時間と共に、以前の勘をとりもどしミートソース用の野菜のみじん切りはしっかり綺麗でした。
何事もきっちりこなしたい彼は、自作のミートソースの味はちょっと不本意だったようですが、おしゃべりをしながら、普段不足しがちな野菜もたっぷり食べ、ことのほか、急ごしらえのナスの冷たい味噌汁がとても気にいっていただきました。
一人では、食べることがともすると義務的にもなったりしますが、みんなと語らいながらの調理の時間は、久々のゆとりの時間ともなったようでした。まだ転居して間がなく、余裕のない毎日ですが、食べることを楽しんでもらえる日もそう遠くはない気がしています。
20520e15jpeg今回のテーマは、「精神障害者の地域移行について」-。
障害福祉課からの概要説明を皮切りに、この4月から新しく始まった、「精神障害者地域移行支援事業」も含め、大きく関連する2事業と、区役所や相談支援事業者の立場からの事例を中心に、現状についてまず広く知っていただこうと企画したものです。
今回は、いつになくやはり精神科医療関係者の初参加も多く、全体に「新しさ」さえ漂う2時間あまりだったように思います。
今年度は、この障害者地域生活支援研究会の中の年間の大きなテーマのひとつとして、「精神障害者の地域移行」を取り上げ、ワーキンググループの活動と平行して積極的に取り組んでいく予定です。今回は、事例を中心としたために、「わかりやすかった」という評価と並行して「多すぎてゴチャゴチャになってしまった」とのご意見もいただきました。
精神科領域に限らず、「地域移行」は大きなテーマです。
そこに問われるのは、関係者の力量も当然ですが、ひとつの大きなキーワードは「地域力」でしょう。ひとり、ひとりの、地域力の担い手として、またつなぎ手としての力は小さくても、ほんの少しの意識が変われば真に大きな力になるだろうなぁ・・と考える今日このごろです。

継続的に、様々な切り口で討論ができればいいなぁ・・と思っています。
※毎月第三木曜日の18:30~20:30 市立総合保健福祉センター2F 講堂です。参加費300円(資料代)です。

お問い合わせ(事務局)は、北九州市障害者地域生活支援センター
                                                            
TEL:093-861-3045 です。


彼のアパートは、昔の遊郭。何かの映画で見たような格子の出窓がそこにはありました。
急な階段を上った行き詰まりの一間。自然光は入ってこないので昼でも電気の灯りが必要で、窓もないため夏はとにかく熱い。狭く、暗く、夏暑く冬は寒い、湿度も高い、そして古い・・職業では3Kといわれたりしますが、部屋の場合はなんというのでしょうか。唯一の特典は10000円強という家賃の安さでしょうか。でも、ずっと広い、明るいところへ転居したい、というのが彼の希望でした。
連帯保証人がいないために、なかなか転居の希望が叶いませんでしたが、今回、家賃債務保証制度を利用してやっと契約までこぎつけたところです。

今年の夏は、エアコンつきの部屋でゆっくり眠れそうです。
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久々に映画館で観た映画は、「潜水服は蝶の夢を見る

パリのファッション誌『エル』の編集長だったジョン・ドミニク(43歳)は、一流の服を着て一流の食事をし、一流の酒を飲み、一流のリゾートで美しい女性たちと戯れ、週末はジャグワを飛ばして郊外に住む自分の子どもたちと遊ぶ(妻とは籍を入れてない)という、やりたい放題のチョイワル親父生活を満喫していた。ところがある日突然脳内出血で左目の視覚と瞼の筋肉、そして聴覚以外、すべてが麻痺してしまう。肉体という檻に閉じ込められたような「ロックト・イン・シンドローム」という症状で、絶望するジョンだが、・・
美しいセラピストが提案した方法で自伝を書き始める。使用頻度順に並べたアルファベット文字を彼女が読み上げ、欲しい文字が来たところでウィンクするのだ。この方法でジョン・ドミニクは20万字の本、この映画の原作、「潜水服は蝶の夢を見る」を書き上げたのだ。

その中で、94才の父との会話がある。
父が言う。・・「お前はロックト・イン・シンドロームのために体に閉じ込められている、自分は階段の上り下りができずに4階の部屋からでられず、部屋に閉じ込められている・」・・

今、戸畑区内で「車椅子で暮らせる家」を探している。何件もの不動産屋さんに相談し、紹介はいただいても部屋の中の動線はどうにかなっても、まず入り口(玄関)まで到達できないことが大半。ある人は生活保護受給中で施設からの地域移行を目指し、ある人は受傷のために車椅子生活となったが住んでいる家はアパートの三階、今のままでは家に帰れないと一階かエレベーターのある物件への住み替えを考え、ある世帯ではお父さんの障害に加え息子さんも予期せぬ障害状態となり階段の上り下りも難しいために二階から一階への住み替えを検討中・・・、お一人づつのニーズは様々です。値段との折り合いもこれまた難しい。
物理的環境による新しい「ロックト・イン・シンドローム」の方だけは創りたくないし、「新しく建てるならユニバーサルデザインで・・、しかも安価に!!」と真摯に願う今日このごろです。

手ごろな物件情報がございましたら、是非、センターまでご一報ください。

 

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