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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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8月11日には、学習会やリアル体験プログラムに続いて、今回は病棟に出向いての「なんでも出前相談会」を開催いたしました。
実際には、何人の方がこられるのだろう・・と不安と期待が交錯していましたが、実際には10名の方々から、十人十色のお話をいただき、同席したピアサポーターの方からも、ドキドキしたぁ・・、緊張したぁ・・と終わった後のミーティングでやっと笑顔がこぼれていました。
家族のもとへ帰りたい、グループホームへ入ろうと思うけどどんなところかなぁ・・、退院後の不安、退院はしたいとは思うけどただ今熟考中、退院前にどんな準備をしたらいいかなぁ・・、相談会がどんなものかちょっと興味があって・・、入院中の今の話を聞いてほしい・・・
語られる思いや内容は様々でした。

継続の中で、具体的な「次」をともに検討していけるといいなぁ・・と思います。
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暑い夏の定番メニューのひとつがそうめん。私の近くにもここ2週間の夕食はずっとそうめん・・という人もおりましたが・・、さすがにそれだけ続くとよく飽きないなぁ・・と尊敬の境地です。
そんな人にもちょっとのひと手間で目先も変わりますよ、と今回のメニューは冷麺風の具だくさんそうめんと麺つゆだけで煮込んだなすの煮びたし。
今回は、夏の暑さも手伝って突然のキャンセルも続き少人数での調理。
そんな中、ベテラン主婦のサポーターさんから、きゅうりは薄く斜め切りにして細切りにすると両端に緑が残って奇麗でしょう、炒り卵はフライパンでから炒りにすると油も使わなくてヘルシーにできますよ、具の数によっては対角線で飾っていくとバランスがきれいよ、盛り付けはね・・、オクラはね・・・、ミョウガはね・・と長年の調理の工夫や彼女なりの一工夫をゆっくりと・・伝授していただきました。

さながら、構図は嫁姑。
でも、嫁からすれば、「へぇ・・・」、「ふ~ん」、「ほぉ・・」・・・
ちょっとしたひと手間の力は大きいものがあります。
そんな生活の知恵を今後もたくさん盛り込んでいただきたいと思います。
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とある友人が7月8日に亡くなった。若すぎる死、でも後半のがん疼痛はすさまじくひどくて、彼からすればその痛みからは解放されたのかもしれない、楽になったのだ、と思うことにした。

彼といつどこで出会ったのか、今となってはその記憶は定かではない。
でも、ともに障害をもつ方々の地域での暮らしについては、関わる障害領域は違うが、共通することがたくさんあり、話していてとても楽しかったし、いろんなことを学ばせてももらった。以前、精神科のクリニックにいたときには、肢体不自由を持つ方や認知症の方の自宅への同行訪問によく付き合ってもらったし、協働してもらったり、いろんな自助具をつくってもいただいた。あつかましく、彼はいつもボランティアで無料だったが・・

仕事は超まじめなのだが、とにかくよく飲み、仕事場と酒屋での姿のギャップも大きかった。
よく語らい、ちょっとした意見の相違で討論もたくさんしたけれど・・
彼は、いつも仲間の中にいて・・
通夜も、仲間たちに守られていた。そして、本当にたくさんの方々の思いと涙に送られていた。

天国の山本先生に再会して、地域リハビリテーションについて熱く語りあっていることを願いつつ・・、合掌。

7月10日(土)の生活力スキルアッププランは36回目、ちょうど3年を経過したところです。長いようで短かかった3年間、ちょっとひとりで感慨ひとしおでした。まじかにセンターの歴史を知る貴重な方々です。

・・というのも、初回からのメンバーと、その人に転居当初から関わっていただいているサポーターさんと・・久々の一緒の活動だったからです。
メンバーさんは、時々ブログにも登場してくれるKさん。新築の市営住宅に入る際、荷物の片付けや備品の調整をしていただいたのがサポーターのMさん。同じ娘を持つ母の視点で、くるくる巻きにされていた浴衣や一人では干せない布団を心配し、カーテンの取り付け、間仕切りのドアや押入れのドアをはずして室内を調整したり・・、少なかった家具も、今では二人分になり随分増えました。
Mさんは今、精神保健福祉士の勉強中です。・・先日、「私宅監置という言葉と意味を知りました。何も知らなさすぎる恥ずかしさはありますが、知った喜びの方が大きいです・・」としっかり「学生さん」されているMさんからのメール。心強い、専門職の誕生にワクワクです・・

呉先生の時代から100年。
何が変わり、何が変わっていないのか・・

この3年。何か変わっただろうか・・と自問自答する今日このごろです。
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この日のメニューは、スパゲティナポリタン、野菜サラダとコンソメスープにスイカのデザートのおまけつき






先週と今週の金曜日は、福岡女学院看護大学の講義に行かせていただきます。
テーマは、「精神保健活動の実践~障がい者・児の保健活動」

先週は、まるおさんとのんこさんのお二人に同行していただき、「将来の看護師さんたちへ伝えたいこと」を熱く語っていただきました。90分の講義で、お二人とはそれぞれ15分づつくらい話してもらって、その後質疑、そして講義・・と予定していましたが、質問等もたくさんいただき、篤いやりとりに終始したひとときでした。
会場は3年生、99名の学生さんと、二人の担当教官。
本当に真剣に聞き入っておられましたし、特に教官は、自分たちの経験と重ね合わせると身につまされる思いや伝えたいことのリアルさに感涙ひとしおという感じでした。
こんな話でよかったのか、伝わったのか・・と自己評価の低いまるおさん。でも、自分の話に涙してくれる人がいる、その実感はとても大きく、本人にも篤く響くものがあったようでした。
自分たちのことを伝えたい、知ってほしい、また機会があれば協力しますよ・・
その笑顔はとても素敵でした。

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・・教官からも厚いメッセージをいただきました。

今日は、本当にありがとうございました。
私の長年の看護教育経験の中で、ナンバーワンの授業でした。
学生たちに、看護の役割や課題が十分に伝わったと思います。
お二人には、本当に良い話をしていただきました。
学生も最後にはとても良い質問ができていました。
学生たちが固唾をのんで授業に参加している様子は、今までに見たこともない光景でした。
看護が医師の指示に基づいて言われたとおりの活動をするものでなく、独自の役割や課題に気付いてくれた思います。

お二人には、本当にお礼を申し上げてください。
私の涙は、看護職の卵の学生たちに、ご自分たちの体験を伝えながら、看護のあるべく姿について示唆にとんだ話をしてくださったお二人への感謝の涙です。

こんな説得力ある話を聞いたことがありません。
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