忍者ブログ
北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
[1]  [2]  [3]  [4
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5年目の最終日はとにかくバタバタの一日でした。
朝8:30には、この日退院するAさんの退院支援でB病院へ。本人と退院後の支援プランの確認を行った後に、家族とも面談。そして退院。
並行では、昨日は10月分生活保護費の受給日のため、家賃滞納しているCさんの分割家賃の支払いとその後にデイケアの見学へ同行。Dさんの転居調整とEさんの退院前調整のためにF病院へ医師連絡のために訪問、Eさんとも面談。ついでに、他の方々の情報交換。午後は、Gさんの家賃支払いと月一回の定期面談のために区役所へ同行。そして、菊池圏域自立支援協議会(熊本県)の方々の視察・・、間では、電話相談も・・。
スタッフ総出で西へ東へと奔走・・

6年目の初日は法人の創立記念日にもあたります。
記念式典の午後はオータムフェスタ。今年のテーマは、「レトロな文化祭」、ちょっと昭和チックな時間でした。
夕方、昨日退院したばかりのAさん宅を訪問。
今日が訪問看護の初日。リハビリもかねて、買い物へも同行していただき、彼なりの退院祝いの夕食はステーキだったようです。
お母さんの突然の死も経て、退院と同時に初めての一人暮らしを始めました。
6年目は、Aさんの新しい日々と同じ日数を紡いでいきます。

見えない生活力がいっぱいの彼。おだやかな日々が続くことを祈っていますが・・。
aba2857d.jpeg





  季節はすでに秋。
 
 6年目の歩みも、よろしくおつきあいください<m(__)m>。







PR
彼女との出会いは、市内初の精神障害者地域生活支援センター ひこうき雲が開設されたときでした。
彼女は退職後の第二の就職先として、再就職での出会いでした。
さまざまな経験の中で培ってきた広範な知識と人脈、年に似合わない(?!)若さと柔軟な思考回路、そして生活者としてのどっしり感・・私たちは彼女からもいろんなことを学ばせてももらいました。

あれから、10年あまり・・
スタッフが入れかわった中で彼女はずっと「夕食サービス」を守ってきてくれました。

当時は、ひこうき雲は12:00~20:00の開館。
スタッフもメンバーさん同様、夕食サービスを楽しみにしていました。仕事帰りの愚痴があったり、親との葛藤を吐露したり、仕事への不安を語ったり・・、一緒に食べる中でいろんなおしゃべりに花を咲かせ、ともに次のプランを練り、お互いに切磋琢磨し・・そんな大切な時間でした。
そこにはいくつかのポリシーがありました。
安いこと(300円が基本)、バランスがとれていることと並行してボリュームも満足させること、家庭の味を彷彿とさせるものであるために手作りにこだわること、でもただ食べるだけではなく片づけにしろ何らかの形で一人一人が協力すること、・・ともに学びたいという人には「学べる場」も提供すること・・
今日のメニューも当然300円。
美味しく、懐かしい、手作りメニューでした。

とても残念ですが、市内の大切な障害福祉サービスが一つ消えていきます。
簡単さ、誰でも一人で作れる気軽さ・・がメインテーマですが、生活スキルアッププランのある種の原点はここにあります。
意図することは少し違うところもありますが、「夕食サービス」のポリシーの一部を受け継いでいきたいと思っています。
a3b68163.jpeg


今回のメニューは、いかのケチャップ炒めと春雨の酢もの、お吸い物でした。
最終日の31日(木)は、鯛の混ぜ寿司。

あなたもいかがですか。当日、14:30までの予約が必要です。500円メニューになっています。

新年 明けまして
      おめでとうございます。

いかがな、年明けだったでしょうか。
私は、田舎の炬燵の中で、元旦、2日と家の前の田んぼに残る雪を眺めながらの年明けでした。
なかなか青空・・まではいかない鉛色の三が日でした。
3日の移動途中の渋滞の車窓には、久々に半円のくっきりした大きな虹を見つけ、しばし悦にいっていました。
虹の足元には、宝物が埋まっている・・と昔から言われます。
どんな宝物があるといいかな?・・なんて思っている間に虹はあっけなく消えていきましたが・・

ゆっくり、虹を眺めたり、季節の移ろいを見送る・・そんな余裕はたくさん持ちたいものです。
足元だけは、ウサギのように少しでも軽やかに・・とは思いますが・・

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。
fcec3acd.jpeg

平成18年10月1日に事業を開始し、丸4年。
早や、5年目を歩き始めたところです。
たかが4年、されど4年・・

センター事業の転居者の第一号は、市外からの転入希望の男性でした。彼は、今鹿児島の地で暮らしています。彼との関わりの中で、本当に細やかに付き合ってくださる不動産屋さんと知り合い、北九州の地も捨てたもんじゃないなぁ・・、そしてこんな不動産屋さんがたくさん増えればセンター事業はいらなくなるだろうなぁ・・、いらなくなる日が来るといいなぁ・・というのがしょっぱなの感想でした。
そして、4年・・。
この10月1日は、過去最大の一日に5組の世帯が契約並びに異動した日でした。親子三世代の世帯の住み替え、精神科グループホームからの地域移行が二名、精神科病院からの退院に伴っての住み替え(近隣からのクレームによる立ち退き勧告)、妹さんとの世帯からの単身移行・・・その背景もさまざま。抱える障害もさまざまで、精神障害を持つ方 3名、身体障害をもつ方 1名、知的障害を持つ方 1名です。そのうち、4人は連帯保証人のいない方で、市が協定を締結している家賃保証事業者を利用されました。連帯保証人の課題は大きいなぁ・・とつくづく思うところです。親族との関係も疎遠で緊急連絡先すら設定できない方もおられ、1名についてはセンターが緊急連絡先となっています。

最近は、母子世帯や障害者同士の世帯、高齢者世帯の方の相談が増えたり、経済基盤がぜい弱なこともあり市が協定を締結している家賃保証事業者での不承認の案件があったり、結果として2社の市内でのシェアの課題もあり以外の家賃保証事業者を利用せざるをえない案件があったり、日中活動のないグループホーム利用者の地域移行にむけての相談、入院が長期化していてアルコールや覚せい剤などの問題があるが自助グループの利用など退院後のプランが準備されていない方、・・・
「住まい」の課題は生活課題のひとつでしかないはずなのに、「まずは家」、「家が決まればどうにかなる・・」、そんな風に考えている方々もそれなりにいて、「いやいや・・それだけでは動きませんよ」、と最近とみに口を酸っぱくして言っている気がします・・。ご本人側の準備性やある種の覚悟、生活力、経済ベースの設定や計画、一人での生活イメージ・・、こんなことに困りそうだな、こんなことが心配だな・・、一人ってどんな感じだろう・・不安を抱くこともあわせ、それも健康さのバロメーターだと思うのです。

果物の実りでいくと、「桃栗3年、柿8年」と言いますから、ちょうど真ん中。まだまだ幹の栄養を補給している途中くらいでしょうか。

課題と向き合いながら、歩いていきたいと思います。
5年目もよろしくおつきあいください。
82cf5818.jpeg

庭の秋明菊。この夏の暑さに花は咲かないのではないかと心配しましたが、しっかりとつぼみをつけていました。夏が終わったなぁ・・と思います。

野山には彼岸花の赤が目立ちます。
確実に秋へ・・。
4fd4856a.jpeg

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
皆様には、いかがな新年でしょうか。

センターも年末年始の期間中は転送電話の対応で、特段のこともなく平和なお正月でした。特に今年は初めて若手スタッフが転送を担当してくれたので、私自身も数年ぶりに身軽な感じの一週間でした。
しかし、そんな平和も長くは続かないもの。
昨日の7:00過ぎにMさんからのメール。
「謹賀新年 突然ですけど・・1月20日に結婚します。・・」 まぁ、何はともあれとにかくおめでたい、が一番。
しかし、これまでも何回かこのブログにも登場してくれているMさん。
それなりのサービスや支援を受けながらの一人暮らし3年生。
ご主人になられる方も障害をお持ちの方です。お二人の意向の確認や、同居開始の時期、今後の生活スタイルの変化に伴うサービスの変更や調整など・・見えない課題もあり、まずは区役所で、続いてヘルパー事業所で・・と打ち合わせ。
まずはMさんに明けた感じの新年でした。

年末は、Kさんの突然死にまつわる調整に暮れた感じでしたが、明けて今年は明るいニュースの幕開けです。それはそれでいい年かも・・、期待したいものです。

今年もよろしくお願いいたします。
 

カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新コメント
[07/23 藤井伸洋]
[07/23 藤井伸洋]
[07/15 藤井伸洋]
[05/24 藤井伸洋]
[04/18 藤井伸洋]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
佐藤みずほ
性別:
非公開
ブログ内検索
カウンター
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
sozai:Fine Template:hanamaru.