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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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昨夜、北九州は「わっしょい百万夏まつり」の最終日。街中も人、人、人・・に活気づいていました。
そのフィナーレは大輪の花火の饗宴・・
ちょうど、小倉駅からの帰りだったため、花火の破裂音に誘われて、ひとバス停を歩くことにしました。100円バス区間が次のバス停では180円にあがるので、ちょっとした節約気分。たかが80円、されど80円。
自宅からは、音はすれども姿は見えず・・という状態なのですが、ほんの数分のところにこんな穴場があるなんて・・本当に「灯台下暗し」、でした。昨年の高層の友人宅から、眼下に見た花火も鮮烈でしたが、身近に見上げる花火もおつなもの、80円のお得感を満喫しました。
TS380277003.JPGTS380282.JPGでも、カメラ小僧ならぬ、携帯カメラ族にはビックリ。
皆、カメラ片手に一方向を見上げ、パシャッ、パシャッ。後ろから、その風景を写しておきたい気分でした。かくいう私もその一人でしたが・・。
カメラを意識すると、その写り具合が気になって・・大輪を見逃してしまいがち。なかなかうまくいきません。
最後はカメラをあきらめて・・、クリムトの絵の金色の美しさを彷彿とさせるもの、圧巻でした。



                             
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この夏祭りが市内では〆のお祭り。まだまだ暑さは続きそうですが、季節は秋へと向かいます。
でも、早期米とはいえ、田舎ではもう稲穂の実り。
来年も、今年の夏の暑さを忘れて、「今年の夏の暑さは異常だね・・」なんて言って   
 いそうな気がします。

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今日は、本人と関係者でのモニタリングのための個別ケア会議の日です。
昨年の5月から一人暮らしを始めて、一年ちょっと。彼女は、この会のことを「反省会」と呼び、開催の案内や確認の声かけも自身で率先してやっていただきました。
顔を合わせれば、「ありがとうございます」、「とにかく楽しいです」と満面の笑みで答える彼女。
ストッパーのかからない玄関ドアと毎日格闘し、狭いエレベーターにもなれ、水道の蛇口は延長補助具(靴べら)を工夫してもらい、エアコンのない中で暑さ寒さを耐えしのぎ、ダイエットにも取り組み、少しでも工賃を増やしたいとなるべく通所日数が減らないように通院時間を調整し、電動車いすの行動範囲も拡げ、エアコン購入にむけて貯蓄もしてきました・・。とにかく、いろんな方にいろんな形でサポートしてもらっての一年余り。
私たち、支援者にとっても今日は「反省会」。それぞれにこの一年間を振り返る中にも笑顔がありました。そこに、「生活者」として日々歩んでいる彼女の姿が見えることが嬉しくて・・。
課題は続きます。でも、来年のケア会議も笑顔の会議にしたいものです。

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   昨日、やっと取り付けたエアコン。
   「エアコンつきました。(~o~)幸せです(~o~)」とやっぱり笑顔メールでした。
特に病院や施設から出て、新しい生活を始める場合、生活用品の準備までまかなえないことがあります。まずは、布団、なべや食器・包丁・まな板などの台所用品、炊飯器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機・・かいたさないといけないものは盛りだくさん。どこにいても、洋服はどうにかあっても、衣装ケースで保管していることが多く、洋服タンスや整理だんすもほしいなぁ、残ったご飯を保存できればやっぱり解凍するための電子レンジはほしいなあ・・、この夏の暑さをしのぐためにはクーラーもほしいなぁ・・。
そんな方々のために、センターではこれまでもいろんな方からいただいた、リサイクル生活用品を提供してきました。テーブル、洗濯機、冷蔵庫、簡易ベッド、炊飯器、電気のかさ・・・などなど。
最近、転居したばかりのAさんは掃除機がないのでもっぱら雑巾でふくばかり。近々、市営住宅に住み替えようとするBさんは洗濯機がなく、もっぱらコインランドリーとクリーニング店を利用、利用料金が積もりつもってしまいます。Cさんの衣装は衣装ケースにはいったまま、その表面にはマジックで名前が大書されたまま。整理だんすがあればなぁ・・

どこかに、洗濯機、掃除機、整理ダンス・・など眠っていないでしようか??
まだ使えるけど、ちょうど買い換えようと思っていたのよ・・、というジャストタイミングの方、ご連絡お願いいたしますm(__)m。
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Dさん宅へは、全自動洗濯機をお届け。
親元から一人暮らしを始めたばかりで、週に1,2回は実家へ洗濯物と一緒にタクシーで里帰りしていましたが、洗濯を自宅でするようになり、髄分楽になりました。
先日、とある相談者の方が、公的保証人制度の利用のために来所されました。彼は、喉頭がんの術後で、言葉によるコミュニケーションができなくて、もっぱら筆談です。その方には、支援者の方もご一緒でしたが、書類等の準備が必要であることがわかると、「じゃあ、今から○○へ行きましょうか?」と当然のように同行の姿勢を示されました。すると、ご本人は、「一人で行ってきます。自分でできることは自分でしてきます。」と書かれました。支援者の方も「・・、あっそうね、一人でできますよね。」と心配そうではありますが引き下がられました。
お話をお聞きする中で、「義務教育すらきちんと受けていない。自分はパーだよ。」、「でも馬鹿にされないために、いつも清潔な服でいるように心がけ、まじめに生きてきた・・、それだけ」とも書かれました。言葉がでなくなって、もどかしいコミュニケーションの中で、「できない」こととして肩代わりをされてしまったこともたくさんあったのかもしれません。悔しい思いもたくさんされたのだろうなぁ・・と胸がつまる思いでした。

最近、二人の若い支援者がこんな話をしていました。
「僕は、今までついつい手を出しすぎていた自分に気付きました。肩代わりすることで自分が仕事した気になっていたり、自分が安心だったんです。ご本人たちのできることまで手を出してたんですよね。」
もう一人は、「逆に僕はなかなか手がだせません。いろいろ考えると、どう手を出していいのかわかなくなって・・、結果として止まってしまって・・。これも不味いですよね?」

二人に共通するのは、ご本人に確認する、ほんの一言のような気がします。



5cad454d.jpeg「情報提供」でも紹介していた、元樹さんの個展「雑踏の中で」へ生活力スキルアッププランのあと、一緒にお邪魔しました。数こそ多くはありませんが、本と一緒に、珠玉の作品が展示されていました。絵が好きな方も、またそうでない方もそれぞれに鑑賞した個展でした。
プランにも初参加のOさんも絵を描かれます。でも今回の転居に紛れてこれまでの作品を全て廃棄したらしく、とても残念そうでした。「僕は水彩なんですけど、油ですか?」、「水彩って難しいでしょう?」・・初対面の二人ですが、絵談義は弾んでいました。
そんなお二人を見ながら、「二人展」なんていいなぁ・・と夢想してしまいました。
 

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