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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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Mさんが転居されたのは、先月末。
退院に際し、新しい区で新しいアパートで数十年ぶりの一人暮らしを始められたばかりです。
「のんびりしすぎかなぁ・・と自分では思うんです。」との自己評価に対し、「どちらかといえば一人で抱え込んで頑張りすぎるタイプでしょう。」との周囲の評価。今回の個別ケア会議でも、終始、「頑張りすぎないように・・」「ぼちぼちやりましょう」と異口同音に言われていました。
以前に一人暮らしの経験があるとはいえ、やはり改めての一人暮らしで忙しさの中にも感じるのは寂しさと心細さのようです。病棟で顔見知りの看護師さんから、「訪問も行くことになるかもしれませんからよろしく。」と言われてニッコリ。何かあったときは病棟に電話してもらっても大丈夫ですよ、と言われてこれまたニッコリ。・・
そんな、今までの延長の安心感を土台に、新しい土地での生活の拡がりを皆で応援していきたいと思っています。



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先月から、転居先を探しているOさん。ここに来て、いずれも30,000円という物件の紹介を三件いただきました。昨日、下見に同行させていただいたのですが、それぞれに多少の一長一短はありますが、「ここは・・」というマイナスの印象は少なく、いずれの物件をみても、「明るいですねぇ」、「広いですねぇ」、「シャワーもついてますよ」、「照明器具もついたままで経済的にも助かりますねぇ」、「落ち着きますねぇ」、「畳も壁も新しくていいですねぇ」・・とプラスの感想が多く、ご本人は終始ニンマリでした。
「二部屋ほしい」、「マンションタイプにすると生活スタイルから変わってしまいそうなので、木造のこじんまりしたアパートタイプがいい」、という希望にも沿い、ある部屋は飲み屋さん街にはありますが、3LDKという広さ。広すぎて寂しいのではないか、と心配するくらい。
週末で、交通や買い物の利便性、騒音や周辺環境の確認などしてみられる予定ですが、「選べる」ことで得られる安心感や豊かさは何ものにも変えがたいと思うところです。
自身の優先順位と照らし合わせて、冷静に選択してほしいと思っています。週明けの返答が楽しみです。
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2008年10月発刊の、精神科臨床ービス第8巻4号(星和書店)は、「社会資源を使いこなす」という特集です。その中で、居住サポート事業について執筆させていただいております。
社会資源が多面的に網羅され、コンパクトにまとめられていると思います。
ご参考ください。
(※ センターの掲載内容は、ニュース欄にアップさせていただいております。ご確認ください。)
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このHPにも時々登場するMさんは、昨年の5月に市営住宅での一人暮らしを始めました。
開放感もあってか、当初体重は○○キロまで急上昇。一番きついのは本人ですし、一念発起し、そして周囲のたくさんの協力もあって、一年数ヶ月で17.3Kgの減量に成功。そのたゆまぬ努力には脱帽です。
でも、でも、・・やせて、おなかもへっこんでそれはそれでとても嬉しいこと。でも、そのために、今まで自分では届かなかった足の爪が切れるようになったのです。先週、足がむずむずして気持ち悪くて・・自分でパチン。
そこからの細菌感染でリンパ節の炎症を起こしてしまい、短期間ではありますが入院生活を余儀なくされてしまいました。
幸い大事には至りませんでしたし、全国大会も終わった直後で休養になった部分もありはしたみたいですが・・
でも、今回のことは勉強になりました、食費もかかったので明日からしっかり仕事に行きます、この数日で体重も多分ふえちゃったし今日はヘルシーメニューで済ませます、感染すると熱がでるので熱を測るようにします・・と常に前向きな彼女。
スキルアッププランでは、ゆっくりみることのできなかった金と銀のメダル。
でも、その輝きは彼女のひたむきな笑顔の前ではくすんでしまいますね。
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かわいいエプロン姿のジェントルマンが吉田さん。「ドリーム舎」を門司区で運営しておられます。
地域生活支援サポーターの第一号でもあります。佐藤との以前からのつながりがあって引きずり込まれた、とは言われますが・・、縁あって、吉田さんのつてを通じて?、今回サポーターとして参加されている佐藤さんも藤井さんも立派に引きずり込まれた(~o~)方々です。やっぱり、「人」だなぁ・・と思います。
そのすごさは若い、柔軟な感性でしょうか。そして、いつも「人」とか「地域」が根底のキーワードにあってぶれないところかな、と思っています。
残念ながら、来年からは、地元を中心にした活動に軸足を移すことを決められていて、サポーターとしての参加は難しくなりそうです。
今日も久々に会うメンバーの変化に、我がことのように嬉しそうに目を細めておられました。実の父とは違う、暖かさはメンバーにとっても大きな財産だったし、根気よく付き合ってくれるやさしさは格別だったと思います。

でも新鮮野菜の美味しさを知ってしまった私たちは、来年も野菜をいただきに行きますよぉ・・、その分もしっかり作ってくださいねm(__)m。

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吉田邸の庭ではピンクの秋明菊が、風にゆれていました。
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