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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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今日はSさんの個別ケア会議の日。
一週間ぶりに会う、Sさんはちょっと緊張気味にも見えました。なにせ、今日は先週の体験の振り返りの日。みんなに評価されるんですから・・。
「最初はガチガチでしたけどあっという間でした。施設よりもこっちがいい。早くこっちに来たいですね。」との言葉を残して戻られた彼。施設に戻ってからも、その前向きさは持続していたようにも見受けられました。
そして・・、グループホームでの生活、通所施設でのこと。食事、整容、移動、掃除や選択などの家事、作業、喫煙、対人関係・・さまざまな場面での評価は決してプラスばかりとはいえないものでしたが、みんな、「変わろうとする彼」、「人の意見を受け入れようとする彼」、「真面目に取り組む彼」を認め、厳しい言葉もありましたが、彼にも「次」を感じてもらえる一時間あまりだったと思っています。
今回は、とにかく楽しいゆるやかなお試しプラン。
「今回はまだお客さんですよね。次のときはお客さんを卒業して仲間になれるといいですね。」、との言葉に背筋の伸びた彼でした。

次は年明けに、週末の余暇も含めて二週間の体験を予定したところです。
最終日には、期せずして、グループホームメンバーも一緒にリンガーハットの長崎ちゃんぽんをほおばったとか・・。
これから先、何回も一緒に食べにいけるといいですね(^0_0^)。
その日の実現を祈りつつ・・
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 ベランダの水仙もやっと芽をだしたばかり・・
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「グループホームに入りたい、でもどんなところか分からない・・」、そんなSさんが先週一週間、住まいの場としてグループホーム、そして日中活動の場として工芸舎(知的障害者通所授産施設)を利用して、体験されました。
日曜日の午後から、土曜日の午後までの丸一週間。
事前に、荷物は運び込んでいたにも関わらず、当日も3つの大きな荷物を持参。「ふらつきがある」とも言われるSさんですが、そんな風評はどこへやら、しっかりした足取りで到着。説明中はチョー緊張状態のようでしたが、段々ほぐれ、メンバーさんとも慣れ、「また、おいでね」、「次はいつくるの?」・・と別れは寂しそうでした。
59歳という年齢、体力、キーパーソンが不在であること(これまでの生活の中でおばさんとの関係もきられているのです)、金銭管理、・・いろんな課題は見え隠れします。

あさっては、振り返りと次に向けての個別ケア会議の日・・
「施設をでたい」、「もう一度地域で生活したい」・・そんな彼の思いに答えられるように、みんなで知恵と力を集めたいと思っています。
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今は障害者週間。長野ではテレビコマーシャルの中にも障害者の日の告知がされているのがちょっと新鮮でしたが・・。北九州でも、11/29(土)に街頭啓発活動が行われ、センターからも参加して一緒にチラシ配布を行ったところです。小倉駅周辺とはいえ、とても寒い日で、人出も少なく、各人の割り当てはたかが50枚、されど50枚・・、なかなか裁けぬ紙の束は悲しいものでした。なかなかポケットの中の手を出してはいただけませんでした。

帰りには、西日本総合展示場で行われている福祉機器展に参加し、同時に開催されていた北九州市障害者芸術祭に出展されている元樹さんの作品を見てきました。世界平和、共存、共生・・永久のテーマです。
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部屋に咲く、早咲きの水仙は澄み切った冬の空気のイメージです。
寒い冬は戦争も起こりそうにはないのですが・・・
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先週末の三日間、長野県にお邪魔してきました。
5日(金)は松本市で行われた、平成20年度相談支援従事者現任研修の一こまで、6日(土)は長野市で行われた平成20年度障害者週間特別企画・地域生活支援ネットワークセミナー(地域で暮らす2008!)の一こまで、いずれも「居住サポート事業ってなに?」をテーマに事業についてお話しさせていただいたものですが、逆に、いろんなことを学ばせていただいた時間でもありました。
今日、とある友人と話していたら、「北九州は体裁の町だもんね。」と一喝。それなりにいろんな事業もあり、形はあります、でもそこには何かが欠けている気がするのです。やはりキーワードは実質的な「連携」、そのあり様をいろいろに考えさせられた二日間でした。
夜の飲み二ケーションの中で、西駒合の地域移行のとっかかりのときに、施設と自宅しか知らないご本人たちにグループホームなど他の方法もあるよ、選べるよ、ということをどう提示するか、どうやったらわかってもらえるか、で大いに悩み、演劇という手段でみんなで一生懸命伝える工夫をした、という話は感動的でした。30分の予定がアドリブもいつぱい入って一時間にも延びてしまった、というのは笑ってしまいましたが・・。
やはり、目に見えるかどうかでご本人たちの実感は変わります。一人が動くことでまた、次の二人目、三人目・・へと循環していきます。1日に転居したOさんは、デイケアのみんなに居住サポートセンターのことを大いに宣伝してくれているそうです。今回、ひとこまでは、実際に地域移行や住み替えで新しい生活を始められた7名の方のインタビュービデオを流させていただきましたが、そこにある笑顔が一番リアルにいろんなことを伝え
てくれたのではなかったでしょうか。

今日は、奇しくもジョンレノンの命日。
帰りは軽井沢にちょっと立ち寄り、万平ホテルのテラスでひとときを過ごし、彼の愛したフランスパンを買って帰ったところです。ちなみに、軽井沢の朝はマイナス10度、そこだけとても寒い長野の旅でした
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「地域で暮らす2008!」午後のシンポジウムの一こま



 

今日は、Mさんの二回目の講師の日でした。
「2回めのほうが、きんちょうしました。人が、多かったり?、うまく言えたか、わかりません。ありがとうございました。(^0_0^)」・・とは、終わった後のMさんからのメールです。
いえいえ、なかなか堂に入ったものでしたよ。
研修生のヘルパーさんたちも、ひたむきな前向きさと癒されるあの笑顔に元気をもらっていただけたのではなかったでしょうか。日ごろ、関わってくれているヘルパーさんたちも、新たな彼女の一面を垣間みられたようでした。
一人暮らしを始めて一年半。今は、大掃除のことで大いに思案中です。研修生のヘルパーさんからも、意見をいただいてMさんも新しい気づきがあったようでした。
「とにかく楽しいことがいっぱいのこの一年でした。来年も頑張ります。」と最後までポジティブなMさんでした。

to be continue・・

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