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北九州障害者居住サポートセンターでの日々の活動についてリアルタイムに報告します。
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d1d0ab29.JPGめでたく、Sさんは2月1日にグループホームでの生活に移行されました。毎日、通所施設の作業に行かれ、帰りには、併設のグループホーム・ケアホーム支援センターに顔を出すのが日課です。
早くも二週間。
間では、住民票の異動などの細々した諸手続きや、日用品の買い物の補充、洗濯とか掃除・・など日々こなしておられるようです。
でも、最近、ちょっと疲れ気味にも見受けられます。今まで、入所施設では、ほのぼの班というゆるやかな作業とはあまり関りのないグループに属していたのですが、「働きたい。」が彼の希望でもあるため、施設では体力づくりも含めて立っての仕事に挑戦中なのです。ちょっときついのかもしれません・・。
でも、彼は、「きつい。」とは口にはしません・・、今までのパターンで行くと不定愁訴にいってしまうかも・・とちょっと心配。
素直に弱音を認められることも大切なエンパワメントだと思うのですが・・  to be continue・・

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先週末から、この一週間はとにかくバタバタと過ぎてしまいました。
改めて、ブログを書いているときは、自分なりにはちょっと余裕のあるときなんだ、と実感しているところです。
先週末は、長野へひとっとび。第四回 ながの発 地域で暮らしていこうフォーラムへ。
そして、月曜日はずっと訪れたかった西駒郷へ。アルプスは綺麗でしたし、ソースカツどんの多さにもビックリ・・、そして西駒郷の広さにもビックリでした・・
でも、平和だったのは、最終便の飛行機の中まで。
火曜日の朝の準備で一旦職場に寄り、朝一での区役所訪問の資料を取って帰宅・・、そこからすでに一週間の戦闘モード?でした。
今週は全国からの視察が3箇所から集中。宮崎、福島、栃木・・、福島県はこれまでで一番遠いところからのお客様でした。いわき市が東北の湘南と呼ばれるくらい暖かく、ほとんど雪も降らないと聞いてビックリ。東北=雪深い、というのは明らかな先入観だと再認識しました。
転居後支援での家庭訪問、関係者協議、病院での個別ケア会議、来所面談やちょうど市営住宅の定時募集の時期でもあるため新規相談や申し込みの調整、区での民生委員児童委員協議会での事業紹介、圏域での定例ケア会議、地域移行のワーキンググループ、委員会、加えて日常の電話やメール・・、今日は今日とて午前中は生活力スキルアッププラン、午後は急遽ピンチヒッターを頼まれた市民後見人の養成研修の講義、・・いやはや。
先週の今頃は長野にいたなんて遠い昔のようです・・

でも、今日、みんなで手作りぎょうざとわかめうどんの食後に、長野土産のお菓子をだしたところ、「今度のみやげは普通ですね。」と言われ、思わず笑ってしまいました。前回の「絹の味」のイメージがあまりに鮮烈だったのでしょう。でも、あるお酒の大好きなサポーターは、前回不参加で食べられなかったのですが、みんなの話を聞くなかで「酒とはあうと思うけどなぁ・・、おいしそうなのになぁ・・」ととても残念そうでした・・、彼は甘いものがまるっきり駄目なのです・・
今日は、初めての方が二人(一人は新聞記者)もいたのですが、そんな人も含めて、なんか暖かい包容力に癒されたような週の終わりでした・・
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フォーラムの風景
 左は、二日目のシンポジウム
 右は、一日目の夜の、交流会風景
  (sabunyuma  african dance&drum)
先週の金曜日、Sさんの緊張はピークでした。
二回目の二週間の体験利用を終えた振り返りの中で、地域移行についてのある意味の決定がなされる日だったからです。緊張で余裕のない彼の耳には、関係者からのプラスの評価はなかなか耳に届かず、一見、ひとりで怒っているようにも見えました。何を聞いてもマイナスにしか聞こえないようで、時に声を荒げたり・・と落ち着きませんでした。「評価」「振り返り」という言葉がそれなりのプレッシャーを彼にかけていた結果でもあるでしょう。
今日、今の入所施設に出向いて、変わらぬお気持ちと今後の生活についての周囲との協力体制についての確認を行ってきました。その中で、金曜日の気持ちを尋ねると、「一人であせっとったんかなぁ・・。これからも周りの力も貸してもらおうと思っているのに・・うまいこと言えんかった。時々、ああなってしまうんですよね・・」と冷静に振り返る彼がいました。
今日、施設でも朝礼の際に、退所のあいさつをされたそうです。「口が下手やけん、うまいこと伝わったかわからんけど・・。」と今日は終始笑顔のSさんでした。

今日からが、また新たな第一歩。
この町に住み続けていくために、これからも協働体制は続きます・・

今日、別の方の関係者協議であるケアマネさんが、「苦になんてなりませんよ。関ることで僕たちもスキルアップさせてもらえるんですから・・。」と関係づくりの難しい方の支援に対して、笑顔で一言。
私たちも、Sさんや次につづく、Mさん、Kさん・・の支援を通じて、みんなでスキルアップしていきたいと思っています。・・to be continue・・
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雪と山茶花のコントラストは綺麗でした・・
昨日は、研修三昧の一日でした。
午前中は、社会貢献型 市民後見人の方々への、研修の一環として精神障害の事例演習。
午後は、「障害者の政治参加を勧めるネットワーク北九州大会」で、居住サポートセンターの現状について報告させていただきました。
午後は、話を終わって帰ろうとしてビックリ。一瞬の間に、周りは一面の銀世界でした。毎回、集まる度に何らかのアクシデントがあるのよね、今回は雪だったんだぁ・・と笑って分かれましたが。東京、神戸、姫路、名古屋、さいたま、・・・と様々なところからの参加で、雪を見ての第一声は「北海道みたいだなぁ・・」、新たな発見として「九州にも雪が降る」という驚きの体感だったようです。
他都市の実践も少し、聞かせていただき、「次」を考えさせられた一時間あまりでした。
TS380440003.JPGTS380441.JPG
今回は、社会保障審議会障害者部会からの報告書から何を読み取り、当市の取り組みになにをどう活かせるか~北九州市障害者支援計画の見直しに向けて~と題して、ワーキング部会の取り組みも含めて、発言者がファシリテーターをする中で「次」につなげる形でのグループディスカッションを行いました。短い時間で、深みのあるディスカッションまでにはなかなかでしたが、北九州リハビリテーション学院(OT)の榎本さんと、「地域での生活の支援」のグループを担当させていただきました。
その中で、如実に感じるのは、
 ・精神科領域に限らず、地域移行に関する「流れ」がないなぁ・・
 ・地域と施設(病院)の連携の体制がない、という前に、あまりにお互いを知らなさ過ぎる大きな距離・・
 ・当事者だけでなく、施設職員に退所後の生活のイメージがないという現実・・
 ・施設にしろ、行政にしろ、相談支援機関にしろ、ある意味共通の理念のもとに地域移行は考えられ、進めら
れるべきだと思うが、それが担当者一個人の力量で左右されてしまいかねないような現実・・、でした。

今、実際に施設からの地域移行についての相談をお受けしている中で、今、眼前に問われているのは、その一個人に関っている私たち一人ひとりの力量であり、まずエンパワメントされるべきは私たちなのbb0cd9b0.jpegでしょう・・
心引き締めて・・


ベランダの水仙。
まだ、花芽はどこにあるのやら・・
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